会見では、まずスーツの上着を脱ぎ、背番号18のユニホーム姿を披露した山本は:
「グッドアフターヌーン。非常に興奮しています。この歴史的なチームの一因になることに。どれだけこれが私に意味があることか。言葉に言い尽くせない」と、英語でスピーチし、
その後は日本語で、「たくさんの方々のおかげで僕はここにいることができます。高く評価していただき、メジャーで戦える環境をつくってくれたドジャースの皆さんに感謝しています。そして今回のメジャー移籍に際し、たくさんのチームに興味をもっていただき、誘っていただいた。選手冥利に尽きる一カ月でした。どのチームもそれぞれ素晴らしい魅力があり、最後の最後まで悩み抜いた結果、お断りせざるを得なかったチームの皆さまにも感謝申し上げます。ドジャースの一員としてワールドチャンピオンになるために、もっと野球がうまくなれるように新しい毎日を過ごしていくことをロサンゼルスの皆さんに誓います。今日からは本当の意味で憧れるのをやめなければいけません。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるように頑張ります」と、大谷のWBC時の名言を交えて語った。
山本はオリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していたが、22日にドジャース入りが日米メディアで一斉に報道。12年総額3億2500万ドル(464億8000万円)の超大型契約が判明していた。
山本についてはヤンキースなど複数球団が獲得に乗り出していたが、ドジャースは面談で大谷も出席して争奪戦を制した。ヤンキース提案は、10年3億ドル(429億円)だったようだ。(→こちらなどの報道)。 結果として、山本の契約は投手部門で、メジャー史上最高となった。
1年当たりの報酬はドジャーズ:3億2500万ドル/12年=約2千7百万ドル
ヤンキース:3億ドル/10年=3千万ドル
25歳の山本にとっては、10年契約より12年契約と契約期間が長く、1年当たりの報酬が小さくても総額で多い方を選んだのだろう。
これだけではないと理解しているが、会見でも述べているが、大谷翔平と同様に、勝つ事を優先しているのだろう。
会見でも、「フロントの皆さんと話しても、勝つ事への気持ちを感じた。選手の皆さんも同じ気持ちで戦っていると感じた」「選手にお会いさせていただいて、チームの雰囲気を感じることができた。人としてもすごく信頼ができるなと。この先の野球人生を任せられるなと思った」と語り、
交渉の場に同席したとされる大谷翔平の存在についても「大谷さんが他のチームを選んだとしても、僕はドジャースを選んでいたかなと思うが、メジャーの中でトップ選手。本当に大谷さんがドジャースを選んだのはすごく決断の1つの理由となりました」と明かした。
通訳は水原一平ではなく、山本由伸の代理人であるジョエル・ウルフ氏の事務所スタッフであるマコ・アルビー氏が務めた。
会見で、英語挨拶が飛び出したが、山本由伸は英語教師の姉と英語の勉強頑張ってるらしい。(→こちらの報道)
<追記>
30日午後1時から日本でも会見。 7年所属オリックスに最後に思い伝える予定と。(→こちらなどの報道)
球団公式YouTube「BsTV」で、生配信されると。(→こちらの報道)
<追記2>
帰国後、日本での会見(30日)の映像です。(会見はYoutubeの映像開始から約5分後からスタート)
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