晴旅雨旅

爺の前に道は無し。爺の後にも道は消えかけて…枯れた中年爺の独り言

30年余の旅行で感じつつあること

2011-10-01 12:27:22 | 政治
[国家と庶民]
 国家間同士の政治的関係と、それぞれそこに暮らす人々同士の関係は、必ずしも同一・パラレルではない、というのが私の実感ですが、残念ながらここ最近はどうしても重ね合わせてしまう傾向が強まっている感じがします。

[中京→中国、そして?]
私が中高生だった頃、つい昨日まで「中共」と呼び捨てにしていたのに、急に「中国」と呼びTVのアナウンサーがニコニコしてパンダの様子を伝え始めた不思議感を私は鮮明に覚えています。それとは全く逆の現象が起これば、私達はまた180度、向きを変えるのでしょうか。

[自分の生活感を大切に]
 私達は、今、経済的危機を焦るあまり、中国を始めとする市場の大きさに目を奪われるのではなく、「お父ちゃん」「お母ちゃん」の感覚で隣人と付き合いを始めていく、そうしたつきあいの出来ること自体そのものが、私達日本人の世界に誇れることでは?というのがこの三十年余世界を旅行してきた直感的感想です。