ひーりんぐたいむ

カナダのバンクーバーでレイキを実践&指導する平野かおりが日常のあれこれを綴ります。
ライター業もやってます。 

写真のお客さま

2007年02月20日 | こころのまなび

昨日、JAL主催の子ども向け航空教室で聞いたエピソードを
主人に報告しようと思ったのですが、どうしても途中で
胸が詰まってしまいました。

「フライトアテンダントに必要なことの一つは思いやりです」

そう語った講師の方が紹介されたのは、こんなエピソードです。

搭乗していたご夫婦は、幼い子どもを亡くされていました。
そのお子さんが生前「富士山が見たい」と言っていたのに
見せてやることができなかったことを悔やんで
ご夫婦は子どもの写真を手にして、
飛行機の窓から富士山を見せてあげていました。

そこに飲み物をサービスに来た客室乗務員の女性が、
「お客様、お飲みものは何にいたしましょうか」
とご夫婦に聞きました。

そして
「写真のお客様には何をお持ちしましょうか」
と声をかけたのでした。

この言葉かけに胸を打たれたご夫婦は、この出来事を
新聞の投書欄にこの出来事を寄せられたそうです。
(確か投書だったと思います)。

この話を聞けただけで、今日は出かけて良かったという
気持ちになりました。








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1 コメント

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たまらなく (nori)
2007-03-19 02:21:50
ツーンときました。
いい話をありがとうございました。
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