昨日、JAL主催の子ども向け航空教室で聞いたエピソードを
主人に報告しようと思ったのですが、どうしても途中で
胸が詰まってしまいました。
「フライトアテンダントに必要なことの一つは思いやりです」
そう語った講師の方が紹介されたのは、こんなエピソードです。
搭乗していたご夫婦は、幼い子どもを亡くされていました。
そのお子さんが生前「富士山が見たい」と言っていたのに
見せてやることができなかったことを悔やんで
ご夫婦は子どもの写真を手にして、
飛行機の窓から富士山を見せてあげていました。
そこに飲み物をサービスに来た客室乗務員の女性が、
「お客様、お飲みものは何にいたしましょうか」
とご夫婦に聞きました。
そして
「写真のお客様には何をお持ちしましょうか」
と声をかけたのでした。
この言葉かけに胸を打たれたご夫婦は、この出来事を
新聞の投書欄にこの出来事を寄せられたそうです。
(確か投書だったと思います)。
この話を聞けただけで、今日は出かけて良かったという
気持ちになりました。
いい話をありがとうございました。