ひーりんぐたいむ

カナダのバンクーバーでレイキを実践&指導する平野かおりが日常のあれこれを綴ります。
ライター業もやってます。 

こどもをあずけること

2008年04月07日 | 家族
うちの子は二人とも、1歳半の時から保育園に行っている。
一人目を保育園に預け始めるときはかなり迷いがあった。3歳までは親が傍でしっかりみてあげるべきという「3歳児神話」も心に根強くあったからだ。

赤ちゃんが大好きで一緒にいるのはとっても幸せながら、子どもが寝る時間を今か今かと待っている自分もやはり同居していた。

やりたいことがふつふつと沸いてきては、寝むっている隙にがーっと取り掛かる、仕事に戻る前はそんな日々を過ごしていたのだ。

「子育てしながら仕事をするのは、経済的な理由のため」はもちろんなのだが、
心の底ではそれは大義名分で、自分がいきいきするためだと以前も今も思っている。

そうした自分のわがままのせい、という思いもあるので、子どもを迎えに行ったときに子どもなりに楽しんで過ごしてくれているとわかると
本当にありがたくて、普段の数倍「めんこいなーこいつ!」と思ってしまう。

一人目は調布市の保育園。ここで感激したことがある。

「トイレトレーニングは保育園でしますから、おうちでは普通にしていて結構ですよ。お母さんもお仕事で疲れた後で大変ですし、子どもも家とは違う緊張した状態がありますから、おうちにいるときはリラックスさせてくださいね」。

そんな風に子どもにも親にも心を配ってくれていたのだ。

二人目はここリッチモンドのご近所にあるファミリーデイケア。
1歳から11歳の子どもまで7、8人が遊んでいる。

ここはフィリピンから子ども時代に移住してきた独身女性を中心に
おじいちゃん、おばあちゃん、甥っ子、姪っ子、義理のお姉さんと
家族総出で世話をしてくれる体制だ。

子どもが好きで好きでたまらなくて、休みの日も子どもたちのことを
考えてしまうというくらいな彼女は、いつも明るくて
わたしと同じく大雑把(!)。

友人の表現した「ゆるやかな保育方針」の言葉がぴったりで、
子どもたちにはテレビゲームの時間もあるし、
彼女も彼女で電話で長話をエンジョイすることもありなのだが、
それだけに家庭と同じリラックスした環境で
子どもにとっては第二の我が家なのである。

あんなに毎日いるのに、いつも次男は帰りたがらないし。

でも家に帰ればママ、ママなのだが。

次男と周りの子を見ていると、兄弟姉妹のように、
かわいがってくれたり、自分がかわいがったり
ということがあって、見ていてほほえましいものがある。

もう長男は背丈がわたしとほとんど同じになり、
すっかり声変わりもしてしまって、だんだん教えてもらうことも
多くなってきた。

なんだかんだといううちに、子育て期もすっかり違う
ステージに入ったようだ。







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