ひーりんぐたいむ

カナダのバンクーバーでレイキを実践&指導する平野かおりが日常のあれこれを綴ります。
ライター業もやってます。 

Tooth Fairy

2011年11月28日 | 家族

最近次男は、歯の生えかわりで、たびたび乳歯が抜けます。となると、こちらではお決まりの「Tooth Fairy(歯の妖精)」の登場です。

それは寝る前に枕の下に抜けた乳歯を置いておくと、夜中に妖精がやってきて歯を持ち去り、換わりにコインを置いていってくれるというもの。

ほんとに妖精がやってくれたらいいんですけど(!)、うっかり者の親には、あまりありがたくない神話です。

いつもあれこれしていて、その日子供の歯が抜けたことなどすっかり忘れて寝てしまうわたし。

「ママ、Tooth Fairy来てなかったね」

「気がつかなかったのかなぁ。もう一晩置いてみたら?」

そんなやり取りをすること数回!(今年は頻繁に抜けるからなぁ・・・;;)。

ある日、次男がつぶやきました。

「なんかママに話した翌日にTooth Fairyが来て、言わない日は来ないみたい・・・。なんかあやしいなぁ。もしかしてTooth Fairyってママなの?」

ぎくり。困った。どうしよー。うーむ、言うべきか言わざるべきか・・・。でもいいかげん彼も10歳だし・・・とちょっと迷って(迷っているだけでも疑わしいので、もうだめだと観念して)、

「実は・・・」

と真実を明かしたところ

「ショックー!」(すごくショックな表情)

そして少し間があってから、

「もしかしてサンタさんもママやお父さんなの?」

と次なるベールがはがされようとしていましたが、そこはうまいこと切り替えして事なきを得ました。ほっ。

とまあ、真実を知った後でも、妖精であれ、母であれ、お小遣いがもらえるならよいと次男は割り切ったようで、その後も枕の下に歯を置くのをやめようとはしません。

そして!

「ママ、普通Tooth Fairyはtoonie(2ドルコイン)を置くものなんだよ」(loonie―1ドルコインしか置かなかったので;;)

と要求してくるようになってしまいました。とほほ。

今日も抜けてしまったので、ほんとに2ドルなのかなぁと調べてみると、それはやはりご家庭次第。最初の歯には5ドル(!)で、次の歯は2ドルコインという人がカナダでは多い様子。なかには、虫歯がなければ2ドル、あれば1ドルという成果主義(?)も。

まあ、「5ドルが相場だよ」と言われなかっただけでもよしとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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