さくら。
バンクーバーにこんなにたくさんの桜の木があるなんて、引っ越してくるまで思いもしませんでした。
どうして桜はこんなに人を慰めたり、元気づけてくれるんでしょうか。
あちこち、本当~にあちこちの街路樹の桜がふさふさと揺れていて、どうお礼を言っていいのかわからない気持ちになります。
いい仕事をしてる!と絶賛したくなります。
2月の終わりからチラホラと咲き始め、
早くも近所の桜はもう散り始めて、緑の葉っぱが顔を出しています。
でもこうやって何年も見てきたおかげで、桜の木々はいつもここにあって、また来年も花を咲かせてくれる!と信じられます。
咲くのも散るのも通過していくこと、と思えます。
どんなクライアントさんも、自分も、その時々に抱えている何かがあります。
でも手を当てていると、こう思えます。
問題がなんであっても、今、わたしたちの中にいつも変わらないものがある。
そしてその変わらないものは、今、抱えている問題が通過することを知っている、と。
問題がある、と思っているときは、
希望が見えないとき。
どうしていいかわからないとき。
そんなとき、私たちの中には、何か言い分があります。
「だって・・・」って言っています。
そんな言い分を静かに聴き取る時間をレイキは与えてくれます。
優しい人ほど、ネガティブなことを言ってはいけないとか、愚痴や不満を言ってはいけないとか、
そんなことを思ってしまっている場合があります。
でも、その愚痴の根っこになっている思いや願い
ー 認めてほしい、受け止めてほしい etc. ー
を聴き取ることで変化が生まれます。
「問題がある」
という思いから
「何かできそうな気がしてきた」「まだできることがある」
あるいは
「この状況のなかでも、自分らしく生きていける気がしてきた」
に変わっていく感じです。
「すっきりしました」「軽くなりました」
の言葉の中に、希望が見えています。
そのとき、ほっぺたは桜色になってるんですよね。
薄いピンクは希望の色、って本当に思います。
そして、そんな色を持つ桜は
「人間が本来持っている慈愛を現すこと、聖なるパワーとのつながりを取り戻す」
というエナジーを持っているそうです。
慈愛パワーの桜をあらためて拝もうと、昨日Queen Elizabeth Parkへ。
桜の木を前に、感謝をしながら、わたしにメッセージをくださいーと言ってみましたが、
お返事は・・・
・・・わかりませんでした。トホホ。
たくさんのお花見客相手に、桜も疲れてしまっていたかも???
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