花凛舎のブログ

花凛舎の日々のお仕事あれこれです。
花にインテリア、手仕事にと徒然なるままに書きつけています。

キッズカルチャー満開!!

2011年06月18日 | 
毎月第3土曜日はキッズカルチャーの日です。
年長さんから中学2年生のお姉さんまで、幅広い参加者で、いつも賑やかです。
同じ花材で同じデザインでも、それぞれの年齢にあった難易度になるようにいつも気をつけています。

今日は、ウォータージェルを使った涼しげなアレンジメントにしました。
ぷるぷるのジェルにまずはテンションUP!
花留めにはカラーのアルミワイヤーをガラスの花器にプラスして…



ハニーイエローのオンシジュームとピットスポルムを最初に花器のまわりに挿して花材を安定させてから、メインのバラにとりかかります。
オアシスと違い、あまり挿し直すと全体が崩れてしまうので、今回に限り、花をカットする長さを分かりやすくするために、割り箸利用のスティックで長さを統一!
とっても自由な子、几帳面な子、黙々と作業をする子…等々、いつもながら、賑やかで楽しいひとときです。




「次はこの花を挿しましょう」と説明すると、あっという間に「次は?」とたたみかけてくる子もいます。
どの花もささっと挿してしまって、「次は?」「次は?」…この間合い、まるでわんこそばのよう…



最後におまけのワンショット!
残ったジェルに花を混ぜて、ボウルを2つ重ねて「見て~~」と持ってきたものは…
ふた?を開けると???
「牛丼だよ~」「!!!」
なるほど、創作爆発!
ご丁寧にメジャー用に配った割り箸も添えられていました…

いただきました!!

2011年06月17日 | グルメ
昨日のレッスン後のティータイムでお隣のUさんが「あんこはダメなの」という話から、「でも、あのおはぎはぺろりといける!」という衝撃発言?が飛び出し、いったいどんなおはぎなの?と思いつつ1日が過ぎて…

夕方、Uさんが、話題のおはぎを持ってきてくださいました!!!
話には聞いていましたが、まず、大きい!
しかも、重い…
1個で226KCalという、ツワモノです。さっそく記念撮影。



その大きさを伝えるのに、比べるものを探したのですが、適当なものが見つからず、お皿のそばにちょこんと控えているのは500円玉です。
まるで1円玉のような…



しかも、食べる時に気がついたのですが、なんと、まわりの粒あんの厚さが1cmもあるのです。
でも、伺っていた通り、手作り風の甘さも控えめな粒あんで、たしかにぺロリの一品でした。



手作り風と書きましたが、商品名は「手握りおはぎ」でした。
「手握り」ですよ!「手握り」!まさに「握り」という表現がぴったりの迫力あるルックスです。
夜ごはん前だというのに、おいしくいただいてしまいました…

おいしいおはぎを御馳走様でした。


お好みセレクトレッスン

2011年06月16日 | 
今日も賑やかに「お好みセレクト」レッスン開催?です。
今日、始めて参加してくださった生徒さんは、とってもクラフト好きな方で、アトリエのリボン用のチェストにテンションUP!!「うわぁ~、開けてみていいですか~」と、喜んでくださるので、何だか、私まで嬉しくなってしまいました。

まずは、落ち着いて、それぞれの方にベースと資材を選んでいただきます。
選んだ内容を見ながらデザインを決め、お一人ずつパーツの配置をしていきます。

他の方のデザインを見るのも、とてもよい勉強になり、刺激にもなります。
あ、これもいいかも…なんて、ちょっとした発見もあり、次の楽しみにもなったり…




我がアトリエのお隣さんで、協力なサポーター?でもあるお弁当屋さんのUさんはいつもデザインのイメージがしっかりできていらっしゃるので、作品のとりかかりも早い! 
今日は、ご持参の資材も加えてキッチンのイメージでアイアン×蔓もののフレームを作りました。
オレンジの上にこぼれた胡椒の実がアクセントです。

で、あれこれと決めながら、アレンジにとりかかると…静寂が訪れます。
皆さん、それぞれの作品に集中!!のご様子。
グルーガンやワイヤー、ドライシトラスやプリザーブド…と、手元の材料が行ったり来たりしながら、アレンジされていきます。





同じドライシトラスを使ってもベースをバスケットにして、ドライの花を加えると、ほっこりイメージの作品になりました。残ったシトラスを使って、もう1品!
ミニタペストリーのできあがりです。でも、おまけとは言えないクオリティに仕上がりました。



私はあっちこっちと見せていただいて、ちょこちょことアドヴァイス…

しばらくすると個性あふれる素敵な作品が皆さんの前に出現?していました。

初めての方はアンティークプレートにトライ!
甘いピンクのプリザーブドが大人可愛いイメージのリースになりました。



ここで、やっとお互いの作品鑑賞の余裕ができます。
「わぁ!」と感嘆の声とともに、いろいろなコメントが行き交い、健闘を讃えあうひとときです。
「大満足です」の一言が私にとっては何よりのお言葉!
イメージ通りの作品が出来上がったご様子なので、私も一安心。

レッスンの最後はいただきものの落花生入りのどら焼きと用意してあったお団子で、何故か、和風のティータイムを楽しみました。
次回のレッスンのご希望も伺って、デザインのイメージも決定!
また、お待ちしております。お楽しみに!

盆栽のお手入れ

2011年06月14日 | 
本格的な夏を前に、盆栽達も芽切りや剪定、植え替えをしてお手入れをします。
今日は、盆栽教室で、樹形を整えたり、剪定をしたり…
新しく針金をかけて、新しい枝の流れを整え、葉も整理しました。





どことなく、すっきりした姿の鉢をながめながら、この奥の深い世界をちょこっとのぞき見して楽しんでいます。
盆栽には、日本人の自然観がとてもよく出ていると思います。
自然のものを人工的に表現するという、一見矛盾しているように見える、この世界には、小さな空間に大きな自然を再現する、独特のルールと技術があって、何年習っても、先生の一言にうなづくばかり…





小さなテーブルの上の大きな風景をながめていると、とても静かな気持になるから不思議です。
緑がこれほど美しいなんて、本当にほれぼれとするひとときです。

昨年は夏の暑さに負けてしまった鉢も少なくなかったので、いくつかの空の鉢ができてしまい、とても悲しかったです。
今年は無事に乗り切ることができますように…
そして、新しい芽吹きと成長を繰り返して、さらに広い景色ができますように…

これからもお手入れさせていただきますね。

偲ぶ花

2011年06月12日 | 
時折、法事の席に添えるアレンジメントの注文をいただきます。
亡くなった方を存じ上げているわけではないのですが、偲ぶ席で皆さんが故人を懐かしむ遺影のそばで、私のアレンジメントが少しでも癒しになればと、願いながら、花を選び、活けていきます。

最近、天童荒太さんの「悼む人」という本を読み、人が亡くなる…という事について、いろいろと思うところもあり、もともと緩い涙腺がさらに緩んでしまいました。

法事のお花でも、故人が好きだったから…ということで、ピンクのバラや華やかなアレンジにさせてただくこともあります。
故人を思う時、人はそれぞれ、たいせつな思い出を持っていることを心に刻みながら、今日もお花を届けにいきます。