NSPブログ

大阪を中心に演劇活動をしてるNSPです。
メンバーの日常をちょこっとだけのぞいてください。

「すべらない話は1でよかったですか?」

2009-07-13 19:18:34 | メンバー日記
TSUTAYAで「すべらない話1」を借りたら、窓口でそう確認された。
「2やと思ったのに1やった」という苦情があるのだろうか?
「ターミネータは1でよろしかったでしょうか」
「つりばか日誌は3でよろしかったでしょうか」といちいち注意してくれるものなのですか?

演劇Love work shop in 神戸

2009-07-13 01:00:48 | メンバー日記
いいワークショップほど、帰り道がさびしい。
3日間という短い間だったけど、得るものは多かった。

デスロック主宰・多田淳之介氏の演出は、身体を疲弊させたり、強く負荷をかけた状態で、セリフをいったり、表現したりといったことを役者に強いる。
わたしたちがやった例でいえば、ロミオがジュリエットを2人おんぶして、ナガゼリフをいったり、スピードのゴーゴーヘブンをフルコーラス踊ったりである。
人はいずれ死ぬ。それでもちょっとでも幸せになろうと努力する。それが疲れてもおどり続ける姿ににているとのこと。それで人生を描く、みたいなこといってた。

しんどかったです。
ワークショップでこれなんだから、デスロックの役者さんは大変だ。

私、多田氏に飲み会のときにきいてみました。「役者さんから苦情はでないですか」。
「さあ。どう思っているかは分からないけど、僕は役者が一番良くみえる方法を考えているだけだから」
「信頼関係ですか」
「いや~。演出家の仕事がそうで役者の仕事がそうというだけです」

その割り切りがかっこいいなあ。
役者兼演出なんてやっていると、その辺がゆるい。

見習えるかどうかは、分からないが、役者と演出の関係の新しい解釈だなと思った。

しんどかったけど踊り続けられたのは、「よくみえている」と思えたから。3日前にあった人と信頼関係が結べたかというと、それはなんか不思議と信じれた。「東京の演出家」という予備知識があったからかもだが。
いやらしいな。私。
ワークショップ生もいろんな年代の人が集まっていて、とても楽しかった。

あと何回もいうけど、演出家かっこいいと、稽古場へ向かう足が軽いね。心がキラキラしました。

ああ、寂しい。