合衆国の片隅で新館 2006~

5人と4頭プラスαと2羽と1匹とその他大勢だったアメリカ暮らしは2人と1頭と1匹になりました。

ニホンは誤読?

2006-03-10 | 毎日の暮らしから


ただいま、夜中の0時40分、何でこんなに遅いかって、木曜日だからですよ。木曜日は宿題の日!←ついに開き直り!


なんだかんだと今週は忙しく、毎日ほとんど外出しないにもかかわらずバタバタとしていました。まあ、それが言い訳になればいいのですが、先週、「宿題が多いよ~」と先生に泣き言を言った韓国人のクラスメートに、先生はにこやかに、しかしきっぱりと

「You shoooooooould do that if you want to BELONG my class.」
(やらないとダメーッなのよ。もしもあなたがこのクラスにいたいのならね。」

と冗談めかしておっしゃいました。目が笑ってないし。


完全にボランティアで働いてくださっているらしい先生ですが、その分やる気のない生徒には教えません!と言い切ることもできるわけです。事実、次々に入ってくる人が皆、宿題の多さに音を上げて止めていくのだとか…。

ボランティアのクラスだからそんなに厳しくないだろうと高を括っていたけれど、そう甘くないようです。

そんなわけで今日もこんな時間。

今週の宿題は
・新聞記事からトピックを見つけてそれを口頭で発表、ディスカッションに持っていくこと。
・father, bother, hot,…
・wood, full, put…
と同じ母音を持つ単語をできるだけ探してくる

これだけなんだからもっと早く始めればいいのにねえ。

とはいえ、fatherとbotherとhotってみんな母音同じなんだ!なんて発見しているようでは始めようにも…orz 当たって砕けるのみです。

その上今日になって新聞を漁るものの、めぼしい記事が見つからない見つからない。結局、オットが日本から持ち帰った日本の新聞に載っていた、「日本の発音はニホンか、ニッポンか?」という記事を取り上げることにしました。

現代では、公式にどちらが正しいということはないようなのだけれど、実際に使われている割合は、ある調査によれば98%がニホンとのこと。安土桃山時代にはすでに「にほん」と「にっぽん」の混在が見られること。平安時代まで遡ると、もともとはニッポンだったことがわかるが、当時は「っ」を表記する方法がなかったためにニッポンをニホンと書くしかなく、そのためにニホンという呼び名が広がったらしいこと。

つまり、ニホンはもともと誤読だったんです!

ちょっとびっくりしたので、これを発表しようっと。

と決めたのは良いけれど、原稿を作ってはいけない、スラスラよどみなく説明しなくてはいけない、おまけに日本人相手なら「安土桃山時代にはね…」で済むところが、googleで年号まで調べないとダメですから(涙)。

ようやく準備が終わったら眠気が飛んでハイになったんでちょっとのつもりでこんな記事なんか書いてます。

あー、疲れた。寝ようっと。

お休みなさーい。


一応クッキーの画像…のつもりだったんだけど、これじゃまるで背後霊…。
ケーキはブーフーが作りました。



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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ウルトラQの母@M79星雲)
2006-03-10 18:38:55
えー! 私も知らなかった!

・・・っていうか、誤って覚えてたよ。(>おいおい)

ファーザー、ボザー、ホットと思ってた。

「ボザー」って思って聞いてたから、子ども番組なんかに「オー、ボザー!」っていうのがよく出てきてたけど、ずーっとそういう風に聞いていたし、自分でもそう発音してきた。

思い込みって(>私だけ?)恐いですねー。

TAMAさんの英語クラスすごく面白そう。受けてみたいなー。

ちなみに私も先週の英会話の宿題、行きのバスの中でやりました。(>同類!)
ちなみにファーザーは長母音だから(>辞書引いちゃいました)、本当は、「バザー」とは母音が違うかも・・・。
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Unknown (KYO)
2006-03-10 20:42:22
正式には、日本語としての読み方を無理にするとしたら「ひのもと」じゃないの?
にほん、またはにっぽんは、中国式の読み方でわ。
「あいまいな日本の私」ですな。

しかしfatherは母音が違うだろ、と私も思って辞書ひいちゃいました(爆)
日本の英語の授業だったら間違いなくバツがつくところだと思いますが、本場アメリカではオッケーなんでつか???
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Unknown (KYO)
2006-03-10 20:47:25
そーそーそれとさ、
普段全然誰も気にしてないけど正式名称は「日本」じゃなくて「日本国」ですから!!!
なんか不思議な国だよね>日本
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Unknown (たいゆう)
2006-03-10 21:51:49
水面から獲物を狙う、アーリゲーターの様です。
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Unknown (ういんちる)
2006-03-10 22:11:34
ちわ。あたしもなんだか精神的に余裕のない毎日を送ってますた。しかし宿題日本語で話すのも大変そうなのにねえ。ご苦労様です。
しかしあたしには、もう母音だとかその説明すら、分かりません。新しく買った電子辞書に英単語練習機能があるので、地道に英単語勉強し始めました。
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Unknown (シナモン)
2006-03-10 22:21:06
今から44年ほど前、東京オリンピックの時に、どちらにしようかだいぶ議論がありました。
私は音としては「ニホン」の方が好きですが、その時の世論調査では、正しい名称を日本選手のユニフォームなどには付けるべきだということで、閣議決定されたのだったかな? 議会決議まではしていないと思いますけど・・・
それでNIPPONという表記になりました。
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Unknown (TAMA)
2006-03-11 04:34:56
★ウルトラQの母@M79星雲さん、
>>ファーザー、ボザー、ホット
ホットだとまず通じないよね<アメリカだから?
むしろハットに近い感じ。イギリス英語とは違うのでしょうが。
「オー、ボザー!」は聞いたことないんですが、そんな風にも使うんですね。私も発音はボザー(ボダー、かも)に近く発音していたと思います。いや、そうでもないかな。文字で見るよりも先に耳で覚えた単語は少しマシなんですよね、やっぱり。
Q母さんはね、もともと日本で英語を勉強したレベルが高いから余計に大変、という部分もあるかもしれません。だって私なんか勉強してないから思いこみのしようがないもん(^◇^;)。

クロちゃんオフのときは頼み込んで英語のクラス見学も入れてもらいましょうか(笑)。
なんだか、こっちのネイティブの先生ってあまり母音の種類(長母音とか)気にしないというか…少なくとも日本の学校で習う発音記号なんて誰も知らないし、二重母音のことはしつこく言うけど発音の規則性とかそういうのはあまり重要視しないの。

一番驚いたのは母音の前のtheかな。これって母音の前は「ジ」って発音するって教わったでしょう?今までのところ(機会あるたびに訊いてるけど)それを肯定するアメリカ人に会ってないんです。それってどういうことなの???
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Unknown (TAMA)
2006-03-11 04:37:35
★KYOさま、
そうか。やまとことばでは「ひのもとの国」だよね。その方がカッコイイのになあ(笑)。
たぶんこの記事の主旨は中国から伝わってきた「ニッポン」という読みが、撥音が発明されていなかったばかりに「ニホン」と誤解され広まっていたのが最初なんだよーん、ということだったと思われ。
fatherの発音については私にはわかりませーん。今日提出してきたけど、その前に順番に自分の見つけてきたのをみんなで一つずつ言うのよ。9人中少なくとも6人はハズしてたよ。(もちろん私もだけど<威張るな)
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Unknown (TAMA)
2006-03-11 04:47:48
★KYOさま、もういっこ
あのね、先生「辞書は英国発音で載っているから引かない方が良い」って言ってました(爆)。独立戦争、まだ引きずってるわけじゃないだろうけど。
でね、今日は
father-farther-further-featherみたいな読みを一人ずつ「先生が納得いくまで」言わされたんだけど(涙)私はかなり悲惨だったな、自慢じゃないが。それでもってようやくokが出ても何が違ったのか自分でぜーんぜんわからなかった。数打ちゃ当たる、みたいな感じでなんとか抜けた…。私ほど発音に苦しむ人もそんなにいないかも。
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Unknown (TAMA)
2006-03-11 04:48:51
★たいゆうさん、
ほんと、不気味ですよねえ。さすがにチョコレートはもらえないのに。
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