あんまりフォト・ジェニックじゃないハーブ・クッキー
演出も悪かった…(笑) 今回、ハーブはローズマリーとタイムです。2種類別々に作り始めたんだけど、途中であれこれ混ぜているうちに、種を半分に分けたあと、間違えて片方にだけフラックス・シード入れちゃったりして、もう分けるのを断念。ローズマリー・タイム・クッキーになってしまいました。(前回の教訓がほとんど生きておりません)
さくさくして美味しかったけど、適当に固めたアイスボックスなので見た目悪し、です。
基本の材料の割合は、粉1(200g)に対してバターが3分の1(70g),砂糖が4分の1(50g),卵も4分の1(50g)これが1単位。今回は、この5倍量で作りましたが、型抜きが面倒だったので、アイスボックスに。その場合、粉はずっと少なめにします。
バターの3分の1強をショートニングに変え、粉の20%に収まるようにフラックス・シードと白ごまを加え、少しだけベーキング・パウダーも入れました。
ハーブはローズマリーを1枝とタイムを4枝。刻んでみるとかなり多かったのですが、焼いたらほとんど消えてしまいました。ハーブは意外と多めでも大丈夫そう。
…というわけで、レシピも何もないおおざっぱな私のお菓子作り。毎回「今度こそメモを作って、次回に役立てよう」と思うんだけど、作っているうちにそうそう量っていられなくなるんです。
私がお菓子作りにはまったのは、子どもが生まれてから。最初は、「婦人の友」の愛読者の会である「友の会」で教わったものが多かったのです。
この本たちに助けられました。
独特な挿絵と独特な写真 そしてあくまでも「基本」のおやつがいっぱい
おやつだけではなく、おべんとうや毎日のおかず、そして食にとどまらず、衣服・住居に至るまで、家庭生活の基本をいろいろと教えてもらいました。
「はやねはやおき四回食」 ←私はアフィリエイトしていませんが、興味のある方はアマゾンのレビューをどうぞ。
子どもに考えさせ、良い習慣をつける子育て。お菓子ではなく、キュウリやニンジン、煮豆のおやつ。「○○を大さじ△」「カップに×cc」ではなく、フライパンにたっぷりの油、とか「ようすを見て」「もし雑穀を入れるなら薄力粉の○%まで」という言葉が頻繁に出てくるレシピ。マニュアル世代だった私には新鮮でした。子どものおやつに関しても、「間食」ではなく、初めから「4回食」として、3時のおやつも貴重な1食として考える。幼児が1度に食べられる量の目安は、炭水化物が梅干し(の大きさ)3個分、野菜が2個分、肉類が1個分…などのわかりやすさ。
ま、そんなわけで、この婦人の友シリーズは私のバイブルだったわけです。マニュアルを離れてどんどん「量らない料理」になっていってしまったのも、たぶんこの辺りから。おかげで応用は利くようになりました。
ところで、我が家のセミリンガルちゃん、ある日、「これって私のセイショよね」と言うんです。「バレエ衣装の基本」なる本を眺めながら、しみじみと言ったのではなければ、セイショが聖書のことだとは気づかなかった。それを言うなら「私のバイブル」でしょ。と訂正した私に、「そんなのおかしい!だって英語でMy Bibleっていうのに、どうして日本語でバイブルだけ英語なのよ。」と反論してきました。なるほど、そういえばそうかも。
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思い出します。うちの子どもたちもそうでした。ハイエナ…
きっと、子どもはごちゃごちゃと、良い物も悪い物も取り混ぜて大きくなっていくのがいいんですよ。ほっておくと悪い物ばっかりになっちゃうので、そこそこバランスを取らないとまずいですが…
…ということは、今や「牛乳」は死語になりかけている、ということなんでしょうか。ひゃー、びっくりです。私は、日本語で「ミルク」と聞くと、どうしても赤ちゃんのフォーミュラの方を思い浮かべてしまいます。