紙を彫る。紙で染める。

夏の気配 祭りに浴衣、うちわに提灯\(^o^)/


ブログ2日目。
しばらくは毎週月曜を待たず、じゃんじゃん書いてみようと思っています。

さて
突然の 季節感を狙ったタイトル😳  

共通するのはなんだと思いますか?

祭りはんてんや頭に巻いた手ぬぐい、そして誰が着ても5割増しで美人になれる最強の夏コスチューム“浴衣”
また
祭りを盛り上げるうちわや提灯。

そこに描かれた鮮やかな模様は、

実は型紙で染められたものが結構あるんです😚 


型紙とは

和紙を柿渋で丈夫にした特殊な紙「型地紙」を使い

彫師が注文に合わせ、さまざまな模様を彫刻したもの。



着物や浴衣、はんてんなどの着るものをはじめ、

唐紙や革細工(印伝)、提灯やうちわ、果ては焼き物や和菓子など

さまざまなものに模様や文字などのデザインを複製するために使われてきました。


現代はプリントや印刷など

より手早く大量にできる技術の発展が進み、

型紙の需要は限界まで減りつつあります。


しかし まだまだ人の手で彫られた型紙を使い、手で染めた「ゆらぎやぬくもり」にこだわり

ご依頼くださる工芸の職人さんや

美しく良い物を長く大切に使いたいと考えるお客様に支えられ

何とか伊勢型紙は今も存続できています😌 


複製するのにただ便利だから使う から

コレでしか出せない魅力がある

に進化したわけです。


伝統工芸として守る(保護する)ことは確かに必要ですが、

それだけでは寂しくて

素敵だから欲しい!♡使いたい!♡

と喜んで頂けるものづくりをして

その工芸が未来につながっていくのが一番理想だと思っています。
(最近は製品として売る以外の価値も大切になってきてますね)

根が真面目なもので、いきなり長い話になってしまいました。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

良い夜を〜 (^o^)/
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