昨日のオシムさんのスペイン2戦目を前にしたコメントです。
スペインはシャビを外す荒療治に出ましたが、結局失ったリズムを取り戻すことなく、連敗で一次リーグ敗退が決まってしまいました。あれだけ完成されていたものが、しかも初戦の序盤まで、オランダに壊されるまでできていたことが、なにもできなくなりました。一方、シャビは栄華のバルセロナを離れ、年俸10億円で
チリは勤勉によく走り、鋭い正確なパスを続けて、とても強いチームです。
なお、試合前チリサポーターがスタジアムにプレスセンター経由でなだれ込み、85人が拘束されたとのこと(一部はピッチ経由でスタンドに逃げおおせたとも・・)
一方、マラドーナも面白いです。アルゼンチン対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の会場に入れてもらえなかったとここと。
チリ、かなりいけてると思います。
心配なのは、主将でもあるカシージャスがミスから敗因をつくってしまったことだ。カシージャスは所属先のレアル・マドリードでモウリーニョ元監督と折り合いが悪く、レギュラーを外されたのをきっかけに調子を落とした。モウリーニョのせいなのか、あるいはモウリーニョが正しかったということなのか。
シャビとイニエスタが抑えられると打つ手がないというのも厳しい。好調時はこの2人の周りを他の選手が走り回ることでパスコースが生まれる。気候のせいか、コンディションの悪さか。あるいは慢心したのか。
ここ50年間、W杯で連覇のチームはなく、スペインの連覇も難しそうだが「ティキタカ(チクタクの意味=短いパス交換を多用するスタイル)」という現代サッカーの新しいトレンドをつくり上げた国がこのまま崩れていくのを見るのは寂しい。
スペインはシャビを外す荒療治に出ましたが、結局失ったリズムを取り戻すことなく、連敗で一次リーグ敗退が決まってしまいました。あれだけ完成されていたものが、しかも初戦の序盤まで、オランダに壊されるまでできていたことが、なにもできなくなりました。一方、シャビは栄華のバルセロナを離れ、年俸10億円で
チリは勤勉によく走り、鋭い正確なパスを続けて、とても強いチームです。
なお、試合前チリサポーターがスタジアムにプレスセンター経由でなだれ込み、85人が拘束されたとのこと(一部はピッチ経由でスタンドに逃げおおせたとも・・)
ブラジル地元紙エスタード・デ・サンパウロ(電子版)によると、乱入した1人は「1千レアル(約4万5千円)を支払っても良いから入場券を手に入れたかったが、できないから乱入した」と話しているという。
一方、マラドーナも面白いです。アルゼンチン対ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の会場に入れてもらえなかったとここと。
「これはFIFAの陰謀だ。誰かが俺を拒否したに違いない。それで俺はテレビで試合を見るしかなくなったわけだ。この問題が解決されることを望むよ。俺はアルゼンチンの試合を直接見たいんだ」
だが『スカイ』は、FIFAメディア総括者であるデリア・フィッシャー氏のコメントを掲載。「彼はジャーナリストとしての資格が認められているはずで、彼が正式なメディアエリアで活動する限りは、特に問題になるようなことはないはずです。」・・・
チリ、かなりいけてると思います。