今、すごく気に入っているCMがある。それはマクドナルド50周年を記念して放送されているCMだ。気になっている方も多いかと思うが、こちらでご覧になれる。
このCMに宮崎美子が一人二役で活躍している。もちろん50年前の姿は修正を利かせているのだが・・・デビュー当時の初々しい雰囲気を思い出させてくれる。
デートで銀座のマクドナルドに行った宮崎美子だが、彼氏の前では恥ずかしくて・・・という空気感をとても上手に出している。
最近ではクイズに強いおばさん的なイメージの強い彼女だが、このCMやメイキング映像を見ていると、あらためて女優だったんだ・・・と。
失礼ながら、今どきの女優だと、当時のこの空気感はなかなか出せないのでは・・・と。また、それを孫の前で自然体で話せる宮崎美子って、得難い存在だ。
孫から「爺の前では? 」と問われ、「全然平気」と答える姿にも宮崎美子のらしさが見えた。待てよ、すると彼女は当時の彼氏の後に、爺ともマクドナルドに行ったのか(苦笑)
またこの爺役も絶妙で、両親は出ていないが、仲のいい爺婆とその孫という世界から、いろんないい空気が見えてくる。
このCMでわかるように、マクドナルドが日本に上陸して50年になるのだが、1971年(昭和46年)というと、小生も中学生で、田舎には当然マクドナルドなどはなかった。
初めて行ったのは高校生のときで、学校でも行ってきたことが話題になるくらいだった。だから、マクドナルドでデートというのも当時としてはありだろう。
それが今では、まったく違う世界になっているのも時代を感じる。少なくともマクドナルドでデートは・・・ないだろうなあ。
さて、細かいことを言えば、宮崎美子も当時は中学生で、年齢設定は微妙だ。リアルにその歳でこのストーリーを考えると結婚相手・・・はさすがにイメージできないだろう。
だから、このCMは少なくともあと5歳くらい上に設定しておかないとだが、そんな細かいことを云々するのは野暮だろう。
このCM見て、宮崎美子世代のオヤジたちにはジーンズを脱いでビキニになる彼女の伝説のCMを思い出すだろうし、そこから自然体でいい歳を重ねた今の彼女もとても魅力的だ。
さて、以前のブログでも取り上げたが、ミスタードーナツが日本に上陸したのが1970年だし、ちょうどアメリカからいろんなものが入り込んできた時期だと言えそうだ。
ミスドもマクドナルドもすっかり日本に定着しているし、セブンイレブンだって、もとはといえば、アメリカからの上陸ものだ。
こうしてアメリカ領日本はますますアメリカLOVEになってきたんだろうなあ・・・と。
といいつつ、この50周年記念CMは歴史に残る名CMになりそうだ。
このCMには、共感できますなぁ。
https://blog.goo.ne.jp/goosyun/e/0ca5bd187111e3392b337ecadaff7ea9
ミ アモ~レェ
コメントありがとうございます。
確かにオヤジ世代にはドンピシャでほっこりするかと。私もまさにそれに当たります。
これを機会にこちらのアホネタブログもどうぞお気軽にお立ち寄りのほど。