この四月から自転車のヘルメット着用が「努力義務化」された。連日のようにニュースでも取り上げられているが、あくまで「努力義務」であり、罰則がない以上、定着するのはなかなか・・・と見る。
大きな幹線道路でよく使うとかや、スピードの出る自転車に乗るといったシチュエーションでないと、正直リスクは実感しにくいかと。
もちろん、自転車のリスクは小さくないので、着けた方がいいのだが・・・降りた後のヘルメットの置き場所などには、けっこう苦労するかも。
さて、そんな中、個人的にもっと取り締まってほしいのが、傘さし自転車だ。東京都の条例では明確に違反なのだが・・・
車を運転しているときはもちろん、歩行者としても傘さし自転車にヒヤリとさせられるシーンは極めて多い。
ヘルメットの方は被害者リスクの軽減だが、傘さしは加害者リスクだ。雨がきついときなど、けっこうなスピードでつっこんで来ることがけっこうある。
ところが、交番の前を通過するのであっても、傘さしを咎められているのを見たことはない。傘さしの違反も「努力義務」なのかしらん。
先日は傘さしにプラスしてスマホ使用という、ものすごい女子高生を見た。どうやって走ってるんだって・・・
本件については、傘さしは違反ということを認識していない人がとても多いのでは・・・と個人的には感じている。
ヘルメットについては、警視庁の警察官のそれがすごくかっこいいので、個人的には欲しいのだが・・・
というのも、小生、数少ない(であろう)、傘さしを指摘されて警察官に怒られた人間だからだ。いや正しくは、「雨の中傘をささずに走っていたら、『傘さしは違反だよ』と怒られた」のだ。
傘を持っていないことを伝えると、「君は傘をさしそうな顔してるんだよ」と。脇を傘さしの女子高生などがすいすい走っているのがなんとも・・・だった。
そんな小生でも、このヘルメットを被って走っていれば、さすがに「君、ヘルメットは? 」なんて言われないだろう。
いやいや、それでもなお難クセをつけられる・・・それが小生だぞ(爆)
ときに、この傘さし自転車なら・・・怒られないだろうなあ。
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