大沢館の魅力は、館自体がひとつのパッケージになっていると考えればいいようだ。まずは、宿に着くとこちらの豪勢な門に圧倒される。
横から見ても、ちょっと宿というよりもお寺じゃないかっていう感じで、もともとはそうだったのかも・・・という雰囲気だ。
この時代がかったエントランスを入ると、いきなり焼き芋サービスがある。さらにトマトとみかんが冷やされていて、ご自由にどうぞと。
そしてすぐ脇に囲炉裏の部屋がある。この囲炉裏のところにお餅や焼きおにぎりがあり、ご自由にどうぞと。もうこの段階で、どんだけ~というサービス攻撃だ。
そもそもダイエットしなければいけない小生だが、そそられること間違いなしだ。とはいえ、夕食が食べられなくなるのは避けたいし・・・
まずは、入浴入浴ということで、ここを振り切ってお風呂に向かう小生にさらなるサプライズが・・・お風呂セットの中に軽石とヘチマが入っていたのだ。
これはレトロな空気感をさらに盛り上げてくれるぞ。実際にはお風呂に行くのに、タオルを持っていけばいいので、あえて使う必要はないが、ちょっと嬉しいポイントだ。
建物は、木造で時代がかっている。部屋の前には庇も出ているし、お風呂にいく通路もこんな感じで、宿だということを忘れてしまいそう。
ちなみに、この通路の下は水が溜まっていて、小さな池状態。なんとオタマジャクシがいた。すごい・・・
さらにすごいのは、お風呂への通路の途中に、トコロテンやドクダミ茶がサービスされている。さらにさらに、露天風呂からの帰りにはアイスキャンデーまでサービスと。
こちらの記事によれば、冬場にはおでんとかに切り替わったりしているようだし、至れり尽くせりということがよくわかる。
さらに、翌朝にはコーヒーのサービスまであった。翌朝、朝食後コーヒーを飲んでいると、この宿の大旦那さんに囲炉裏にお誘いされた。見るとたくさん先客が・・・
お話し好きな大旦那さんで、よもやま話をしながら、お餅を焼く方もいるし、囲炉裏内の備品をいじっている人もいるという・・・
ちなみに食事は豪華とはいえないが、値段を考えると極めてリーズナブルなもの。しかも、お酒の原酒サービスもあったし、置いてある日本酒もいい。
夕食後お風呂に行けなかったのは、日本酒のせいもあるかも・・・ともあれ、これらの相乗効果で、抜群のリラックスになったことは言うまでもないだろう。
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