本田真凛、堂々のシニアデビューで優勝・・・ということになったが、演技後は酸欠でキス&クライにまともに行けなかったようだ。
シニアデビューで演技時間が30秒延びたことと、会場が高地で標高1300mだったことも影響したのかも知れないが、本人にはほろ苦い経験になっただろう。
ほろ苦いといえば、SPで衣装を忘れギリギリで間に合ったというから、なかなかの運も持ち合わせているというべきか。
以前から真凛ちゃんの表現力には天賦の才を感じていた小生、平昌五輪もあるかと思っていたが、JALやロッテがスポンサーにつき、マスコミの真凛シフトが始まるかと思っていたが、実績面でもグイグイと来ている感じだ。
これまでのフィギュアの五輪については、ロッテがスポンサーについた選手で行けなかったのはここ数回ない。
それだけ、ロッテとしては固い見通しがあるということで、その点も有力材料だ。
そしてその一方で、五輪を争うライバルになる樋口(右写真)はロンバルディア杯で2位になった。SPのトップから逆転された形で悔しい結果だったが・・・
マスコミ的には真凛一色で真凛推しの報道に染まるだろうが、ロンバルディア杯は格式もあり、その大会で210点超えの2位は評価されるべきだ。
ここ数年の全日本でも連続して表彰台に立っているし、昨年ブレークした三原とともに樋口こそが五輪最右翼と思っている。
宮原については、ケガの回復も遅れ気味のようだが、以前から書いているように宮原の弱点はジャンプの低さで加点があまり付かないことだ。
200点未満の勝負のときには技の正確性で勝負になるが、それを超える次元になると加点がないと戦えないのが実状、その点で宮原には不利な環境だろう。
女子の出場枠が3なら、三原・樋口・本田が大本命だと思っていたが、残念ながら2枠なので、この3人が一緒に行くことはできない。
だが、世間の応援を集めてという点も含め、本命本田、対抗樋口&三原という構図になりつつあるような・・・
かくいう小生も真凛ちゃんの演技は見たいと思わせてくれるなあと思っているだけに・・・否定はできないところだ。
が、こっそり樋口推しの小生としては・・・(苦笑)
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