今日も今日とて、街の変なものを探して歩いていた小生であるが、思わず足を止めてしまう看板がまた見つかった。というところで、今日はその話など。
その名も「江戸や鮨八」という。まんま、寄席の物真似の名跡江戸家猫八のパクリそのものだ。まさか、すし屋だけにパクリそのものなんてんじゃねえだろうが・・・
もっとも、江戸家猫八ったってもう死んでいるんで、知らない人も多いのではないか。しかし、あの鶯の物真似は絶品だった。
確か猫八の親が初代猫八で、息子が小猫という親子三代の物真似師である。物真似というと、今ではすっかりコロッケや栗田貫一などのイメージだが、動物専門というのがいい。
何より、中途半端な誇張がなく、ひたすら写実的というか音実的?な物真似で、完全に清冽な一品料理の味わいであった。
以前読んだ本によれば、猫八の鶯は、声紋分析でも鶯にきわめて近かったという。つまり、人間の耳でなく、鶯の耳にも本物に聞こえるレベルらしい。
もうこうなると、芸ではなく芸術である。ここまで芸を磨き上げたことにひたすら拍手である。小猫の精進を期待したいところである。
そんな物真似名人の物真似をしている店という認識が、この店にあるかどうかは微妙である。なにしろこの店、「回転寿司なみの料金で高級店なみの美味い寿司」というのがコンセプトなのである。
名人芸の威厳とか、誇りという雰囲気ではない。
いやいや、小生今気がついた。本来寄席なんてものは、歌舞伎と違い庶民のものである。お高くとまった高級店ではないはずだ。
すると、このような大衆店こそが、寄席に生きる人たちの心意気ともいうべきか。そう考えるとむしろ、この店は正統派である。
おお、よく考えてみれば「高級店を装う大衆店」ということ自体が、名人芸の物真似といえるではないか。これはあっぱれなシャレである。
あとは、味がちゃんと真似られていることを祈るばかりである・・・今度行ってみようっと(笑)
その名も「江戸や鮨八」という。まんま、寄席の物真似の名跡江戸家猫八のパクリそのものだ。まさか、すし屋だけにパクリそのものなんてんじゃねえだろうが・・・
もっとも、江戸家猫八ったってもう死んでいるんで、知らない人も多いのではないか。しかし、あの鶯の物真似は絶品だった。
確か猫八の親が初代猫八で、息子が小猫という親子三代の物真似師である。物真似というと、今ではすっかりコロッケや栗田貫一などのイメージだが、動物専門というのがいい。
何より、中途半端な誇張がなく、ひたすら写実的というか音実的?な物真似で、完全に清冽な一品料理の味わいであった。
以前読んだ本によれば、猫八の鶯は、声紋分析でも鶯にきわめて近かったという。つまり、人間の耳でなく、鶯の耳にも本物に聞こえるレベルらしい。
もうこうなると、芸ではなく芸術である。ここまで芸を磨き上げたことにひたすら拍手である。小猫の精進を期待したいところである。
そんな物真似名人の物真似をしている店という認識が、この店にあるかどうかは微妙である。なにしろこの店、「回転寿司なみの料金で高級店なみの美味い寿司」というのがコンセプトなのである。
名人芸の威厳とか、誇りという雰囲気ではない。
いやいや、小生今気がついた。本来寄席なんてものは、歌舞伎と違い庶民のものである。お高くとまった高級店ではないはずだ。
すると、このような大衆店こそが、寄席に生きる人たちの心意気ともいうべきか。そう考えるとむしろ、この店は正統派である。
おお、よく考えてみれば「高級店を装う大衆店」ということ自体が、名人芸の物真似といえるではないか。これはあっぱれなシャレである。
あとは、味がちゃんと真似られていることを祈るばかりである・・・今度行ってみようっと(笑)
昔、寮の食堂を通り過ぎる時、つい、癖でネコの鳴き声をやってしまったら、そこで食べていた寮生が
「あ! ネコがいる!」
と叫んで辺りをキョロキョロ...
まさか「私です」とは言えずその場をササッと退散致しました
NEKO...もしかして私もその血をひいていたりする...?
猫八師匠の鶯、テレビで見たときに釘付けになりました。あと、コオロギの真似とか色々されてましたよね。小さい頃のことだったのであまり覚えていませんが・・・。猫八師匠の粋なかんじが幼心に好きでした/heart_pink/}
「江戸や鮨八」・・・姉妹店は「江戸や小鮨」でしょうか鮨八よりお味はおち・・・いえいえ、なーんにもかいてませんよっっ
それにしても、ちょっとマニアックなネタかと思ったんですが、ちーさんともどもよく食いついていただきまして・・・