
冬を感じる季節になると、落ち葉が道に落ちているのが目につく。先日もこんな風景を目にして、小生の頭の中に流れてきたのが、石川ひとみの「ハート通信」だ。
♪舞い散る落ち葉が街を包むと あなたの嫌いな 冬はもうじき~
そう、この歌い出しの歌詞が頭に流れていくのだ。石川ひとみ大ファンの小生だが、この曲はもっとも好きな曲のひとつである。なんといってもこの曲、それまでの石川ひとみの暗めのメロディと異なり、明るいテンポがいい。
だが、この曲も実は暗い・・・(苦笑) 歌詞にはフラれた予感が漂う。
♪ハートtoハート 逢えないときが長すぎて ハートtoハート あなたの声が聞こえない~ 震える指で電話を掛けたの 呼び出し音の肩透かしだけ~心を走る 胸騒ぎ ハート通信ルルル~と。
そんなこんなで記事に取り上げようとして写真をたぐったら、こんな写真が出てきた。石川ひとみが黄色い公衆電話から電話を掛けている。
また郵便ポストのそばに立っているのは文通、もしくはラブレターをうかがわせる。いずれにしろ、いまでは彼氏への通信としてはない手段だ。
この辺は昭和の香りが漂うものだが、われわれ世代にとっては、彼女からの電話とか、手紙というのは郷愁とともに胸躍る思い出があるのではないだろうか。
小生が中学生や高校生の頃というのは、何があるのではないが、こうした心ときめくことがなかったわけではない。
逆にいうと、今時の若者にとってはこの歌詞の中の意味はピンとこないかも知れない。今なら、「あなたの声が聞こえない」のところは「LINEの既読がまだつかない」くらいか。
ときに、この曲をリアルタイムで聞いていた頃にアグネスチャン推しの友人がいた。そいつが言うには、この曲はアグネスの歌を石川ひとみがカバーしたんだと。
ということを今回思い出し、調べてみたところしっかりYoutubeにアップされていた。こちらで聞くことができる。
これはアレンジの問題だが、石川ひとみのそれとかなり印象が違うぞ。そういえば、石川ひとみと三木聖子の「まちぶせ」も有名だ。
この二つとこの二人の「ハート通信」をセットでまとめると、ユニークなオリジナルCDができるぞ。
って、もはや手配している節が・・・
ときに、元々のレコードの写真・・・冬が近いときには見えないなあ(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます