小生、熱狂的な・・・ということはないが、大相撲も見ている。今場所は、大栄翔・豊昇龍・若元春の三関脇いずれも大関リーチの場所、いきおいそちらに注目が集まる中、新大関霧島と貴景勝の休場、さらには照の富士の途中休場、さらにさらに霧島の再出場とややこしい。
そんな中、小生の嫌いな豊昇龍の相撲で、二つ目に付いたのがあった。一つ目は、朝乃山との対戦。左四つから豊昇龍が豪快な上手投げで勝った・・・
のだが、豪快というより、朝乃山の左手を決めるようにして力ずくで投げていた。結果、朝乃山は負傷休場に至った。
この時、かつて稀勢の里が新横綱の時、日馬富士と対戦し、勝ったものの大けがを負い、結果として短命に終わったことが頭に浮かんだ。
わざとではないと思いたいのだが・・・もうひとつは、琴の若との対戦だ。琴の若が押し出しで勝ったのだが・・・
土俵際で粘った豊昇龍、最後は力尽きて土俵を割ったのだが、その時、まわしを持ったまま引っ張り、琴の若を土俵の外に引きずり出していた。
右下写真の体勢から逆転はありえないだろって。豊昇龍は強引な相撲が目立ち、かねてより指摘されているが、ルール上はともかく、マナー上はどうよって・・・
さて、朝乃山が12日目から再出場するという記事が上がってきた。無理はしてほしくはないところだが・・・
また霧島の再出場後も、現時点では一進一退で、勝ち越しまでまだ見通せていない。併せて貴景勝もケガとの戦いが続いていて、なんとか勝ち越し・・・次の場所休場という。
力士にケガは付きものといえば、それでお終いだが、たとえば、朝乃山のケースで、普通にやっていれば、実力的には勝ち越しは問題ないと思われる。
仮に豊昇龍との対戦が13日目とかなら、勝ち越ししていて休場ということだったかも・・・逆に初日だったら、全敗ということになり、いきなり十両もしくは幕尻・・・だったかも。
ケガをするタイミングでの有利不利・・・このなんとも割り切れないところを考えれば、改めて、かつてあった公傷制度を検討すべきではないかと。
実態として、ケガをしても休みづらく、だましだまし無理をすることで、短命に終わる・・・なんてことが少なくないのが実状だ。
貴景勝は綱取り場所の途中でケガに泣き、休場で負け越してカド番。そこをなんとかしのいだが、今場所は休場・・・
本来は綱取り場所の前に、以前なら横綱に上がっていてもおかしくないところだったが、なぜか、「内容が悪い」とか言われた結果でもあったが・・・
いずれにせよ、公傷制度は考えてもいいのではと・・・
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