アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

日本人って・・・やっぱり(汗)

2012-12-06 11:47:56 | つれづれ
さて、今年のドラフトの中でメジャー挑戦を表明していた大谷投手を日ハムが指名した件。栗山監督をはじめとしたスタッフの説得により、日ハム入りも可能性ありとなってきたようだが、個人的になんとも・・・な気分になってしまったのがバッシングの話。

 こちらのニュースにあるように、大谷家や学校に誹謗中傷が殺到しているというのだ。それも、他球団のスカウトたちが「学校や野球部関係者に当たり散らしている」というのはなんとも・・・憤りすら覚える。
 さらに、大谷家には電話が殺到し、電話線を抜いたというが・・・


 この件で、バッシングをしている人は何を言いたいのだろう。「メジャーに行くと言っていたのは、他球団からの指名を避けるためか、きたねえぞ」ってなことか。
 でもきっと、そういう人は当初の意思どおり、メジャーに行くとなればなったで文句をいいそうな気がする。

 今回の件でいえば彼はプロになりたいということは言っていたわけで、では昨年の菅野のように「日ハムに行きたいので、他球団は指名しないでください」と言ってればよかったのかって。
 自分が偏っているのは承知で書くと、昨年は「巨人に行きたいと青年が言っているのに、なぜ日ハムはそれを踏みにじった」なんてトーンでマスコミは書きたてた。

 ドラフトってそういうものなのか? 本来は定められたルールにのっとり、指名してよいはずだ。本人の指名が優先されるなんて制度ではないはずだ。昨年は菅野に対し「まだ若い青年に・・・」という表記が見られた記憶があるが、今年の彼はもっと若い。
 その彼に、誹謗中傷する精神が悲しい。日本人の嫌な部分だ。この件でいえば、彼が何か悪いことをしたのだろうかって・・・

 就職の際に、銀行からオファーを受けていた青年が、あるメーカーの方から熱く説得されてメーカーに行くと決断しても、(銀行の人以外は)その決断に誰も文句を言わないはず。
 少なくとも、バッシングの電話などないはずだ。それが、ことプロ野球の場合はこんなことになる。Jリーグの入団競争でもこんなことにはならない。

 この国はやはり普通ではない・・・そう思わざるをえない。
 彼の才能をこんなことでつぶしてしまうとすれば、それはあまりに悲しい。そんなことにはなってほしくないものだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« instagramからの写真でiPhone... | トップ | マダガラ女子は多い? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事