先日のフィギュアNHK杯では、なんとかGPファイナルに選手を送り込んだ男子に対し、女子は14季ぶりにファイナルなしという結果になった。
まあ、結果論で言うようだが、本郷理華がロシア杯で優勝したときから、今年のファイナルや世界選手権三枠は難しいことを書いていたわけで。
というのもスケ連的には、ソチの前から誤算続きだったからだろう。浅田はともかく、ソチは今井・村上で行くのが数年前のシナリオだったはず。
村上はデビュー当時の輝きを失い、今井はケガなどもあって伸び悩み・・・気がついたら鈴木明子が残っていた・・・って。
村上も今井もグランプリに出てはいるが・・・これまでパッとした成績を残せていない。という今季だが、光はないわけではない。
NHK杯で活躍した加藤利緒菜、そして伊藤みどりが推薦する大庭雅、さらには本郷理華や宮原知子たちヤング世代の台頭だ。
実は、この辺については2シーズン前の国体で生観戦し、記事に取り上げている。結果的に予想が当たったということか。そんな中、こんな記事も・・・
伊藤みどりさん、本田望結の姉・真凜を絶賛…ポスト真央に指名(デイリースポーツ) - goo ニュース
この中では大庭雅が今季あまり話題になっていないが、トリプルアクセルにもチャレンジしているし、ここ2シーズンくらい全日本でもいい成績を出している。
さらに・・・先日のNHK杯のエキシビで見た本田真凛には、トリハダが立った。伊藤みどりも評価しているが、なにより天性の華がある。
かの本田望結の姉であり、タレント性があるのは当然・・・かも知れないが、13歳とは思えない魅せ方を知っている選手と感じた。
となると、平昌まで見通すと本田選手も十分可能性のあるところにくるわけで、これらの若手がこれから伸びてくるのに期待したい。
ただ、しつこいようだがそれまでの間、日本が世界選手権で三枠をとれるようなつなぎができるかどうかである。
その意味では、世界でランキング10位内に複数入るようでないと・・・だ。残念ながら、現在の日本女子にランキング10位に入る選手がいないのも事実だ。
荒川・村主・恩田・中野・安藤・・・そして浅田、こうした名前が次々に出てくるようになるためには、急がないと・・・これもまた事実である。
13歳であの表現力・・・!
インタビューに答えさせても「お姉さん選手たち」より上手そう。
フィギュアスケートって、姉妹で選手って多い気がしますが、本田姉妹はこの数年でどうなっていくかしら♪
真凛ちゃんの表現力には、小生もただただビックリでした。エキシビだったせいもあるかと思いますが、小物の使い方含めてあの芸達者は天性のものかと。
もちろん、技術的な面もしっかりしていて、このまま行くと第二の浅田姉妹になるかもって?楽しみですね。