アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

「半分、青い」を見て涙ぐむ

2018-05-09 07:00:08 | つれづれ

「わろてんか」に続き、この4月から始まったNHkの朝ドラ「半分、青い。」だが、なんともほんわかした空気感で主人公の永野芽郁がいい味を出している。

 

 天然というか、根っからのポジティブ思考でなんともかわいいのだが、設定がすごい。なんと幼馴染の同級生、佐藤健と同じ病院で同じ日に生まれたという

 そして、すべてにそつなく優等生の佐藤に対し、よくいえば天真爛漫、悪くいうと佐藤から「お前脳みそあるのか」と突っ込まれる永野。この対比がたまらん。

 

 またオヤジ世代にはたまらないのが、その親を演じているのが、松雪泰子とか原田知世という・・・キャストはこんな感じ

 また設定がバブリーな時代ということで、オヤジ世代には懐かしい歌もよく出てくる。この辺は、「あまちゃん」とか「ひよっこ」あたりの手口(汗)にも通じる。

 

 さて幼くして左耳の聴力を失った鈴愛(永野)は、子役の頃に雨の音が半分だけ聞こえるのを「お母さん、これ面白い」と明るく言ったこれを聞いたときに、小生まず一回目のウルッが来た。

 その後、高校生になると、こんな「つけ耳」までつけて授業を・・・逆にこのシーンはなんともかわいいものだった。


 そして、5月8日の放送で、二回目のウルッ・・・・いや今回は号泣が来てしまった。ちょうどこの回の記事が出ていたので、あらすじをご覧いただこう。なんのことはない、高校の卒業式の後に、同級生が離れ離れになるのだが・・・

 今回小生が号泣してしまったのは、いよいよ鈴愛が引っ越していくにあたり、両親が娘を心配しつつも送り出していく気持ちを見せてくれたところだ。

 

 このシーンを見たときに、小生が高校を卒業して伊豆の実家を出るときにかぶってしまったのだ

 小生の場合は大学に入れず、ようやく某予備校の試験に合格して、捲土重来を期しながら東京へ出ていくという状況だった。

 

 よって、その時点ではなんとも不安な気分だけで一年後の保証など何もない状態だったので、親の気持ちなど推しはかることなどできなかったが・・・

 後になって、小生が大学に行くことを希望した時点で、故郷で一緒に暮らすことはあきらめていたことを知った。

 

 親不孝とか、その時点ではそんなことも考える余地もなかった。だが、今ではこのシーンに気持ちがシンクロしてしまい、号泣してしまった次第。

 ドラマの中では鈴愛のミスもあり、京都大に入れず西北大(なんてわかりやすい名前)に入った佐藤健の姿も微妙に自分にかぶったりして・・・

 

 そういえば、小生は現役の時には国立の二次試験では風疹でダウン、一浪の時には原因不明の40度という高熱で・・・

 西北大(笑)にはとうとう現役時も一浪の時にも入れなかった・・・そんな暗いことまで思い出してしまった。

 

 とはいえ、鈴愛は明るい。こんな幼馴染がいてくれていたら・・・小生の人生も変わっていたのかも・・・(汗)

 それにしても、涙腺がますます弱くなってしまった・・・ 

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