アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

苦節10年、夢かなう。いいぞ、福見

2012-05-14 11:45:02 | つれづれ
小生、判官びいきというのでもないが、なぜか悲運のアスリートを応援していることが多い。サッカーの藤田俊哉、フィギュアの中野友加里、マラソンの千葉真子・・・

 福見、ついにつかんだ!涙の初五輪/柔道(サンケイスポーツ) - goo ニュース


 今、次に危ないのがジュビロの前田だ。Jリーグで2年連続得点王になりながら、南アフリカのワールドカップに選ばれず(監督がオシムのまんまなら100%選ばれたはず)、最終予選では呼ばれそうだが、気がついたら本番には消えていそうな・・・やな予感。
 いやいや気を取り直そう。今日の話題は福見友子だ。

 読者の皆さんにはどのくらい認識がある選手だろう。少なくとも小生は、2007年に谷亮子に勝った頃から注目していた。実は、彼女は、これが谷に勝った二回目である。ちなみに、谷に2回勝ったのは福見以外にいない
 ここ2年間はライバルの浅見が世界選手権を制覇しているが、その前に世界選手権を取っている。

 だが、2007年に谷に勝ったときからが長かった。このとき全日本体重別で優勝したにもかかわらず、世界選手権は谷が選出された
 谷は、このとき2年ぶりに出た試合だったが、選出理由が「これまでの実績重視」だった。直前2年出なくて実績重視なら、最初から全日本では選考しませんと言っているに等しいではないか!と一部で話題になった。

 ちなみに、翌年の五輪選考となった大会でも谷は別の選手(山崎)に敗れたが、五輪代表になった。二年連続全日本で敗れて五輪というのはビミョーであった。
 話を戻そう。そうした経緯を踏まえて臨んだ今回の全日本体重別選手権、ライバルの浅見が世界選手権に連覇しており優位だったことは間違いなかった。

 その浅見がまさかの初戦敗退となり、決勝で浅見と対戦を予想しながらも、浅見を破った岡本との対戦。気持ちですでに勝っていたのかも知れない。
 結果として、現時点での世界ランクは1位というから文句なしだ。胸を張ってロンドンに乗り込んでほしいものだ。

 そう・・・思い続ければ、夢はかなう、それを立証してみせてくれた福見を心から応援したい。おっと、福見にとっては、夢はまだかなっていない。
 ロンドン五輪の開会式の翌日、センターポールに日の丸を掲げてこそ、福見の夢がかなったときとなるだろう。夢の続きを・・・さあ、頑張れ福見
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