アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

「だだらくご」で小辰&市弥

2013-05-09 11:10:11 | 落語
以前の記事でも紹介しているが、前座の頃からちょっと期待している辰じん改メ小辰については、小生の仲間の応援会みたいなところにも来ていただいていているが、5月8日に代々木のDADACAFEというところで市弥との二人会があったので出かけてきた。


 市弥についても、市馬の前でよく出ていたのでなじみすぎるくらいよく見ているし、なんかこういう若い噺家の応援団になるのって嬉しかったりする。
 会場は、代々木駅からほど近いが、えっ? ここなの・・・というところで、知らなければCAFÉとは思えない佇まい。古民家を改装したところで、30名限定という・・・

 落語会としては生で聞けるいいサイズなんだが、これが女性客の多いこと(汗)。さすがにイケメンの市弥と、前座の頃からファンのいる小辰だ。
 数えたら、男性は小生入れて5名しかいなかった(苦笑)。ワンドリンク付きなので、ビールなどいただきながら待っていると開演である。

 最初は小辰の登場。冒頭市弥との関係など語りながら、泥棒の話になる。おっ、これは・・・と思っていたら案の定「鈴ヶ森」だった。
 よくこなれていて流暢な感じは小辰風。なかなか良いが、しいて言うと後半にかけてもうちょい味付けを濃くしてもよかったかなと。あくまで好みの問題だが・・・


 ふとここで思ったが、この噺。昔は寄席ではほとんど聞いたことがなかったが、最近では一之輔や王楽など、あちこちで聞く。なんか流行りでもあるのかしらん。
 そして続いて市弥の登場。市馬が酒がダメだという話をマクラで振りながら、始めたのが「禁酒番屋」。まさしく市馬の形であった。

 もちろんスケールの大きな市馬と比べるのはまだ酷だが、このまま練り込んでいけば・・・と思わせてくれるところがあった。
 なんか市弥もずいぶんよくなってきたかなあ・・・と。ちょっと嬉しい感じである。

 中入り後、再び市弥の登場。今度のネタは元犬だった。振りもよくなかなか思敷く楽しめた感じ。このくらいの軽いネタをたくさん持っていると便利かと。
 そして、小辰の登場だ。旅の話を始めたところで、やはり・・・「ねずみ」であった。彼のこの噺は二回目であるが、前回よりもこなれてきていて、さらによくなったかと。

 帰り際、両名にご挨拶ができたので、満足したことを伝えた。二人ともファンがしっかり付き始めている様子。
 このまま、大きくなっていってほしいものである。
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