「ドクター彦次郎」シリーズ化してほしいなあ

二時間サスペンスドラマ、通称二サスにもいろんなパターンがあるが、好きなシリーズもいくつかある。


　森口瑤子の温泉マル秘大作戦はそのひとつだが、シリーズ化してほしいものが先日放送された「ドクター彦次郎」だ。
　シリーズ化してほしいといいつつ、まだ二回しか放送されていない。この彦次郎シリーズ、設定がなにしろユニークだ。

　主人公の大藪彦次郎(寺島進)は、もとテキ屋でたこ焼きを焼いていた。ある時、ひょんなことから人を殺めてしまい、刑務所に入った。
　その後、一念発起し医者になったという設定。しかも左の写真の佇まいだから、とても医者には見えない(笑)

　二サスだから、当然殺人事件が起こり、その解決に彦次郎が大活躍する。必ず医師ならではの視点が解決のヒントになるのもお約束。
　また、元ヤンだけに、人情家で、最後はホロリとくる仕立てになっている。だから、二サスの掟の「崖の上の告白タイム」はないし、そこへ警察が駆けつけることもない(苦笑)


　さながら落語の人情噺のような仕立てになっている。というところで、脇を固める役者もなかなかいい。義理の姉で、診療所長が戸田恵子。
　相棒的な捜査一課の刑事が宇梶剛士、そして老舗の旅館の女将が黒谷友香・・・この黒谷友香の和服姿がなんともいい・・・

　冷静に考えると、アラフォーなんだが、なんとも艶やかな色気を感じるし、といって不健康ないやらしさがあるわけではない。
　個人的な意見だが、額の雰囲気から頭の良さも感じる。黒谷友香って・・・やっぱりいいかも・・・って。

　ときに、黒谷友香って、けっこう二サスに出ている。以前見たものでは、彼女は警察の偉いさんで、犯罪に関わるという・・・
　この時のスーツ姿もキリリとして、なんとも・・・だった。その他のドラマ等ではあまり見かけなくて、もっぱら二サスとCMってイメージだが。


　あっ、しまった・・・こんなことを書くと、「ドクター彦次郎」をシリーズ化してほしいという理由は和服姿の黒谷友香を見たいからだと勘違いされてしまいそうだ。
　って、勘違いじゃないって・・・はあ(汗)