さてさて、岸権旅館に宿泊ということであったが、この時期に岸権にしたのは新宿から伊香保まで直通の高速バスが出ていることがポイントだった。
寝ながら到着できる気軽さはあるが、一方で榛名山や水沢観音などの周辺観光への足は不便になる。ただ逆手にとって、温泉に入ることに集中するにはお気軽なツアーとなる。
とはいえ、なにがしかの観光的なことも・・・で、あまりに有名な石段街を散策することにした。トップ写真の石段街の一番下にバスは到着。ここから登る・・・
この石段、365段あるという。伊香保温泉が一年中繁栄することを祈念して365段に設定したという。前回来たときは、けっこうきつく感じたが、金比羅さんや雲見の烏帽子山を経験した小生にしてみると、かなり短く感じた。
さてまずはランチだが・・・前回食べたお店はスルーし、段々豆腐のお店に。
前回豆腐だけいただいたが、ランチがあることを知り、今回は・・・と。かなり狭いお店だが、いつも賑わっている様子。
こちらのお店は、かなりのこだわりが強く、料理の説明だけでなく、食べ方などにもきっちり指導があった。ついでに写真撮影禁止という・・・
豆腐のステーキを中心とした豆腐づくしのランチはヘルシーだがボリュームもあり、食べごたえは十分だった。
ここから少し登って、ちょうど300段付近にあるのが勝月堂。こちらが温泉饅頭の元祖ということだが、賞味期限が二日ということで、翌朝一番の受け取りで予約をした。
帰宅してから食べたが、これがいわゆる温泉饅頭とは全くレベルも違い、すごく美味しかった。これは嬉しいぞ・・・
話を戻そう。ここから最後の階段を登ると伊香保神社、お参りした後で、裏手の道を進むと、河鹿橋へとつながる。
何があるわけではないが、二サスでは殺人事件がありそうな・・・(苦笑)
そしてさらに進むと、飲泉処がある。ただ、黄金の湯は鉄分が多く含まれているので、美味しくはない・・・で、さらに進むと公共の露天風呂がある。有料だし、岸権のお風呂に入れるので、さすがにここはパス。
石段街に戻り、下りに入る・・・ところどころにガラス張りのところがあり、下を流れる温泉が見える。
伊香保神社から150段ほど下りたところが岸権だ。写真のとおり、足湯があり、宿泊していない人でも自由に入れる。
太ももあらわにしたお姉さんにドキッとしたりして・・・(苦笑)
ちなみに、この足湯は映画テルマエロマエでも撮影に使われたところで、岸権には上戸彩のサインなどもあった。冷静に考えれば、何があるというわけでもない、ただ射的やお土産屋さんなどが並ぶ石段街は、温泉街に生まれ育った小生にはノスタルジーを感じるところである。
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