アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ますます読めない漢字・・・日本語はどこへ

2012-09-26 05:37:05 | つれづれ
歌武蔵という噺家(トップ写真)が高座でよく、「なかなかウタムサシと読んでもらえない。多くがカムゾウと読み、なかにはキャバクラと読む人もいる」なんて言ってるが、人の名前の読み方は確かに難しい。また、先斗町のように、ポルトガル語を日本語の意味に当て字にしたりする地名もあって、地名もこれまたなかなか難しい。

 とはいえ、普通名詞となれば、普通は間違えてほしくないよなあと思うところだが・・・ますます日本語のレベルは・・・という記事が目に留まった
 まずは漸次(=ぜんじ)という言葉。これを、「ざんじ」をはじめ、「ずいじ」「じんじ」「しおどき」「ぎんじ」「すいじ」「つきじ」などと・・・

 まあ、漸次という言葉自体口語で使うシーンが減っているのは事実。暫時との混乱も目立つが、これらの言葉の意味となるともっと危ないかも。
 笑ってしまったのは、弛緩(=しかん)の読み方。「しだん」「こち」「かんきゅう」「かんだん」「ちゆる」「ちかん」「ゆえん」「きゅうかん」ほか・・・

 なんとなくわかる間違いもあるが、いったいどうしたらこういう読み方になるんだよ・・・って感じもするのもある。
 漸次同様に、あまり使わなくなった言葉もつらいようだ。何卒(=なにとぞ)も、ふりがなが必要なのかしらんと思うレベルだが、笑納なども今ドキの若い人には通用しないかも


 稀有の「まれ」とか、暫時の「しばらく」なんて読みは、まあ意味があってるからまだ良い方かも知れない。
 しかし、ショックだったのは「間髪を入れず」がなんと正答率9%に止まったというもの。「95%くらいは『かんぱつをいれず』と読み、正しい読み方をすると変人に思われそうなので、なるべく使わないようにしている」なんて悲しい気配りが必要な時代になったとか。

 このブログの読者の皆さんでも、この記事を読むまで「かんぱつ」と読んでいた方が多かったのではと・・・正直に手を挙げて~(爆)
 もっとも、言葉に関しては神経質なはずの女子アナあたりでも団塊を「だんこん」と読む時代と読む時代である。若い女性の皆さん、こう読むとオヤジに勘違いされますよ~(苦笑)

 といいつつ、小生の大好きな大家志津香は、先日のクイズにて首相を「しゅそう」と読み、指摘されると、「今まで、『しゅそう』だと思っていた」と元気に答えていた(笑)
 うーむ、大家の場合これが素直でよろしい。やはり間違いは間違いで素直に認めたいものだ。皆さんも、実は知らずに読み間違いしていた漢字ありませんか~まあ、首相は・・・大丈夫ですよね(爆)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春よ来い | トップ | スカスカマップもこれで解決... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

つれづれ」カテゴリの最新記事