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先日の記事でカップスターと麻丘めぐみについて取り上げた。そんなことが天に通じたのかどうかわからんが、たまに行くショッピングセンターですごいものを見つけた。
そう、「麻丘めぐみのアルバム」だ。よくあるアヤシイアルバムで16曲収録されている。これがなんと2000円のところ、500円という(汗)
なんともインチキくさいが中身は一応本物で本人歌唱のようだ。となればで、購入した小生である。
さっそくクルマに収録、さらに自宅のPCにも収録・・・もちろんスマホにも(苦笑)
スタートはデビュー曲の「芽生え」だ。うーむ、めぐみちゃ~ん! というファンの声が聞こえてきそうだ。続いて「悲しみよこんにちは」・・・悲しいはずなのに、なんとなくそんな雰囲気になっていないような(苦笑)
それ以上にデビュー曲といい、この曲といいエコー全開で、朝もやの中で聞いているような気分になるのは小生だけか。
その雰囲気は三曲目の「女の子なんだもん」でも続くが、四曲目の「森を駆ける恋人たち」では、まさに朝もやの中で小走りしている白いワンピ姿のめぐみちゃんが見える。
記憶の中では、一番メジャーな「私の彼は左きき」とともに、この曲が一番強い印象だ。あっ・・・「アルプスの少女」も・・・だ。
だが、正直なところ、七曲目の「ときめき」以降の曲はまったく記憶にない。おそらく小生にとって興味もまったくなくなっていた頃なのかと・・・
調べたところ、「ときめき」は1974年(昭和49年)の曲だ。一生懸命まじめに勉強していた頃だなあ・・・
なるほど、小生にとっては「アルプスの少女」で記憶が止まっていて、そこからなんとなく白のワンピのイメージなのかも・・・
オヤジ世代のサガだが、いわゆる70年代アイドルの曲とかイメージって安心してしまう。もちろん今どきの乃木坂とかも悪くはないんだが・・・
と流しながら聞いていたら・・・13曲目の「美しく燃えながら」が始まった・・・あれれ、これって演歌みたいな曲調。
うーん、どことなく西崎みどりの「旅愁」に似ているような・・・まあいかにもこの時代だよなあって。
それにしても、CDに入っていたこの左写真のなんともいえぬいい感じ・・・って、令和はもちろん平成にもないぞ。
昭和ってよかったなあ・・・改めてそう思ってしまった。
*「ジャケット周辺は?が中身は本物 としたら、、」
どうもSSでの\500と言うファンを小馬鹿にした無礼な価格付けとジャケット周辺の「怪しい雰囲気=中身は本物 おそらくは製造販売元は海外 それも例のかの国含む東南アジア」ではないかと。と言うますのも自分がホビーでかき集めている「クラシック音楽演奏の歴史的な名演CD」等もこういうスタイルが多いのです。価格がやたらめったら安く、音質が明らかにオリジナルとは異なる、、、、専門的には「盤起こし板おこし=アナログレコードやCD
再生してそれを再度録音し直して改めてマスターを造る」等を差し、どうしてもオリジナルマスターが見つからぬ場合や既に現存しない場合に用いられます。この「麻丘めぐみさん」は当然現役であり歌手活動もされており、オリジナルは現在もビクター周辺が厳重に管理しているはず、ってぇとやはり何かの形のパイレーツなのでしょうね。黙認ということでしょうか。自分も以前お話しさせて頂いている大好きで心底惚れ抜いている女性クリエーター(訂正=大切な女性が一人抜けており 国府弘子様お詫びいたします) のCD等はまずパイレーツが無く、廃盤等の場合は物凄く苦労いたします。いずれにいたしましてもお師匠様には何かこう「めぐみさんとのご縁があられる様子」なのでこうした珍しい物が手に入るのでしょう。今後「良く良くじっくりとお聴きになられ、出来ましたらオリジナル音源との比較」等もご教示下されば幸いです。
*「初見初聴 美しく燃えながら」
初めて聴かせて頂きましたが驚いた、、、作家が「さいとう大三=チェリッシュ等の名曲の大家」更に作編曲が「馬飼野俊一先生」とは。ご承知の通り「俊一先生」は大ヒットメーカー馬飼野康司さんのお兄様で、自分が中学の頃「初めてJpopに興味関心持ったきっかけが、馬飼野俊一氏と、旅愁アレンジャーの竜崎孝路氏」でした。お二人とも才能実力溢れるクリエーターであり、クラシック一辺倒で歌謡曲等全然知らぬ自分に「JPopサウンドの基本」を教えて下さった大家でした。随分と勉強しバクらせて頂きました。この「美しく燃えながら」は確かに旅愁と似ながらも、アレンジメントははるかに上回り何か馬飼野俊一氏とは思えぬオーケストレーションと楽器の使い回しに驚きました。物凄く勉強になりましたよお師匠様!! ご承知の通りめぐみさんは例の「筒美京平さんの独断場」ですが、やはり作家が異なると大幅に化ける、、、全く異なる「麻丘めぐみワールド」には驚きました。このCD千金万金の価値がありますね。只非常に残念なのは「馬飼野俊一先生」はこの当時、まぁ大きなトラブルに巻き込まれ新聞に大きく呼び捨てにされてしまい自分は物凄く悔しく悲しかった、、、これ以後ヒットはなぜか止まってしまったが、自分は決して忘れません。
今回、お師匠様のご縁でこうした出会いをさせて戴き心より感謝し、今後とも勉強させて下さい。敬具
CDの出自について、言われてみれば・・・なるほどと。音源も微妙な印象がありますので、今後調べてみたいと。
また、さすがと感服しましたのは「美しく燃えながら」の考察です。この曲、けっこういいですよねえ・・・改めて小生も聞いてみましたが、本来なら麻丘めぐみの新境地? みたいな展開になりうる曲だったかと・・・
我々にとっては彼女は永遠になるかもです。
衝撃の事実です。このCDはビクターの品物でした。
価格は2000円で、なぜか売れなかったため、お店でウルトラディスカウントしていたようです。
自分も「大好きで尊敬敬愛する女性たちのCD」がこんな形で、ディスカウントと言うよりも投げ売りされていたら本当に悲しい、、、、お師匠様もお心の中では「安く買えた」嬉しさよりも、もっと複雑な胸中であるはず、、、と信じたい、、、正直確かに洋物として「カーペンターズ、ベンチャーズ」等の過去音源CDがそれなりに安く売っていた形跡はありましたが定価の4/1 75%レスなんてぇ、このSSの担当者「いい死に方しねぇぞ」と、、、、
悲しいなぁ、、、めぐみさんが泣いておられるのを黙って見ているのですかお師匠様は、、、自分にはできねぇなぁ、、、、嗚呼 敬具
おっしゃるとおりです。