「マイルドセブン」はダメ？JTが反論って・・・

小生タバコは吸ったことがない。よって、これから書くことが偏っていることは認めつつ書く。だから、予めご承知おきください。

　いつものように、ネットのニュースを見ていたら、香港政府が今年4月、立法会に提出した禁煙条例改正案の条例文に、タバコのパッケージで「マイルド」などの形容表記を禁じる内容が盛り込まれていることがわかったという。
　これにより最も打撃を被るのは、日本たばこ産業（JT）の「マイルドセブン」。JTは財産権が侵害されるなどとして反発を強めている。

　政府は、世界保健機関の方針に基づき、「マイルド」のほか、「ライト」といった形容表記が、健康被害が少ないとの誤解を生じさせるとして表示禁止を提案。
　これに対しＪＴは、「『マイルドセブン』は登録商品名であり、一般的な『マイルド』という『形容表記』にはあたらない」と指摘しているとか。

　もしも、マイルドセブンが形容表記に含まれ、香港で販売できなくなった場合、同社が持つ財産権がはく奪されるのと同じであると主張している。
　また、法制案が現状のまま立法会を通過した場合、「（法的措置も含め）あらゆる手段で私的財産権を守る構え」という。

　うーん、これは正直言って分が悪いとしか思えない。というかほとんどへ理屈ではないか（汗）ちなみに、かのＪＴの案はこうだ。　
　ＪＴは対案として、商品名はそのままとしながら、「本パッケージに記載されている製品名の『mild』の表現は、本製品の健康に及ぼす悪影響が他製品と比べて小さいことを意味するものではありません」と表記する。

　おい！そんなに、「マイルド」にこだわる理屈は、結局売れ行きに影響するからだろうが（怒）
　それで思い出した。写真はタイで販売されている「マイルドセブン」らしい。世界基準でいうとこういう写真を掲載することになるが・・・

　はたして、こんなパッケージを国内で採用するだろうか、先進国というなら是非してほしいものだ。たまにはまじめな桂でした。