今年の5月に、「日本秘湯を守る会」のお宿の「槍見館」に初訪問した。かねてより熱願しつつ、折り合いが悪く、四度目の正直で初訪問だったが、お宿名の由来にもなっている槍ヶ岳は見られず、リベンジとばかり先日訪問した。
前回は明らかに曇りがちだったし、しかたなかったが、今回は・・・と。ということでチェックイン。紅葉が真っ盛りで極めて美しい。
しかも空は快晴というレベルであるが、肝心の槍ヶ岳付近のみ雲がかかっている。ということで、まずは貸切の露天風呂巡りからスタートする。
川に沿って、小屋が点在し、予約不要で空いていれば何度でもという貸切露天風呂が4か所ある。まずは木枠のお風呂から・・・
こちらはちょっと熱めに感じたが、適度に涼しい空気とあいまって気持ちよく入れた。そしてここから石組みのお風呂に・・・
こちらは風通しがいいせいか、少しぬるく、適温になっていた。さて、適度に時間も経った。そろそろ雲も動いた頃かも・・・と混浴の槍見の湯に。
結論からいうと天気はいいものの、槍ヶ岳は見られなかった。上写真の足の先に見えるはずなんだが・・・ここで一息ついて内風呂で身体を洗って昼寝タイム。
夕食後に混浴露天の「まんてんの湯」に。そしてブランコと滑り台のある貸切にも入る。もう一か所の貸切は未踏のまま、もちろん女性専用露天も未踏(←書くまでもない)。
さて、翌朝は槍見の湯は7時から女性専用タイムになるので、勝負は6時台まで・・・ということで、槍見の湯に・・・
おお、見事に見える。周囲は雪化粧しているが、槍の穂先は急峻なため、雪が少ない。カメラでお風呂とセットだと小さすぎるので、アップも(左下写真)・・・
そして、ここから内風呂にも入る。実は槍見の湯と名前がつくのは露天だけでなく、内風呂もだが、槍ヶ岳がキレイに見える。
うーむ前回のリベンジはこれで果たしたというべきだろう。この日は雲ひとつなく、少なくとも帰路につくまではバッチリ見ることができた。
そうそう、肝心の温泉だが、透明でややぬめりがあるもの。クセはないので、万人に合うだろう。
適温なので、ゆっくり入れるのもいい・・・難点は女性にのみ湯浴み着があること。露天の槍見の湯は女性もたくさん入って来られるが、湯浴み着がない男性の方が恥ずかしかったりして・・・
いつものように、お風呂以外のポイントは別稿にて・・・
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