フィギュアマニアの小生、SPまではワクワクドキドキで記事を上げていたが、フリーの状況を見て、もはや筆が折れてしまった。
そう、樋口推しの小生にとっては、なんともつらい結果になった。SPでのアクセルに続き、フリーでもトリプルサルコウがダブルになるミスで4位にとどまったからだ。
坂本の勢いや成長に文句はない。樋口が前日の公式練習で右足を負傷していたことも不運だったようだが、それも運命といえば運命。こちらの記事のようなものまで出るに至っては・・・と。
今回トリプルアクセルを決め、一躍名前の売れた紀平については、ちょうどトリノ五輪の時の浅田真央に被る。
あの時の浅田も全日本では3位になった。1位の村主、2位の荒川と6位の安藤が五輪に選出された。
だが、今回は枠は2・・・4位にとどまった樋口にとっては・・・だと。
偶然にも12月24日に放映されたバラエティ番組で、浅田舞が「フィギア選手のピークは16~18歳、そこからはいかに維持するかの日々」と言っていた。浅田舞は引退して初めて揚げ物を食べたといっていた。
そう考えると樋口や三原、今回残念だった本田も、次の五輪だとピークを越えてしまうことになる。いかにはかなく厳しい競技だということかと。
仮に維持したとしても、今回売り出した紀平をはじめ、若い選手の台頭も進むだろうから、かつての村主や浅田のように長くトップを維持できるかという点でも大変だろう。
以前も書いたが、この競技が100m走のように数字でバシッと評価できるのなら、何も問題ないのだが、本当にコンマの勝負が採点で付くというのもシビアな世界だ。
これまた何度も書いているが、バンクーバーの時は、1位が浅田、2位が鈴木、ケガの影響もあり、その鈴木と0.17差で3位となった中野は五輪を逃し、4位の安藤が入った。
そうそう男子についても書かずばなるまい。羽生が欠場したものの、彼を選出することについては誰も異論はないだろう。
そして宇野についても当然のように当然に・・・だったが、残りの一枠については熾烈だった。ベテラン無良の魂あふれる演技には心を打たれた。シーズンベストを40点以上上回ったのだから・・・
逆にこれを迎え撃つ形になった田中刑事・・・これまた素晴らしい演技でこれを上回ったのもすごかった。
無良にとっては五輪はもちろん、全日本自体もラストになるかも知れない・・・これもまた人生か・・・
小生が応援する選手は不幸になる・・・そう愚娘に言われて久しい。今回こそは・・・と思っていたのだが・・・
ともあれ、これで選手たちのすべてが終わったわけでも否定されたわけでもない。五輪に選出された選手には頑張ってほしいし、本田真凛ちゃんたちには引き続き華麗な演技を見せてほしいものである。
さあて、これから小生はヤケ酒かな・・・
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