少し前の話になるが、先日の武蔵野市の会の二週間前に出演した落語会の記事を上げていなかったことに気付いた。
場所は大磯の鴫立庵というところ、かの西行法師の「心なき身にもあはれはしられけり 鴫立沢の秋の夕暮れ」で有名な鴫立沢にある庵。
日本の三大俳諧道場という伝統ある施設。こちらで二か月に一度開催されている会に夏に出演させていただいたが、今回も・・・と。
大磯は湘南という名前の由来の土地で、近隣の市と合併もせず町のままである。そうかの吉田茂をはじめとした名士がたくさん居を構えていることでも有名だ。
駅を降りると、風が違う! 明らかに東京よりマイルドだ。そういえば夏は夏で、風が涼しかったような・・・なるほど、住みたくなるわな・・・と。
鴫立庵は駅からもほど近いが、国道一号線のところの信号はまさに「鴫立沢」とあった。むむ、歴史を感じるなあ。
さて、この会は基本は三人の出演で構成されていて、今回は席亭さんがトリ。小生は二番手をやらせていただいた。
席亭さんはその会ごとにネタを選ぶため、必ずしもトリとは限らないが、今回は「二番煎じ」をやるとのことで・・
その二番煎じはなんでも55年ぶりに掛けるとのことで、なんともすごいなあと感服してしまったが、できも素晴らしく、さすが・・・と。
そうそう、小生の方は前回の打ち上げのときに席亭さんにうっかり、「大磯といえば東海道の宿場町ですよね。となれば・・・」なんてことを口走ってしまったため、仕上げてきたネタの「城木屋」で勉強させていただいた。
おかげさまでウケもまずまずいただき、ネタおろしとしてはよかったかなと・・・
ちなみにこの会は常連のお客様が多い様子で、毎回満席になる由。もちろん会場としては小さなところだが・・・
当日はラッキーなことに写真の小田原れみさんという素敵な方がご一緒してくれて・・・とてもすてきな時間を過ごすことができた。
ということにしておこう・・・(苦笑)
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