来た～～っ、万博グリコ

以前、タイムスリップグリコ万博編の話を書いたところ、望外の好評であった。特に、びっくりしたのが、関西にいる知人が小生の記事を見て、買ったことである。こりゃあ負けていられないと、つてを頼って５個入手することに成功した。というところで、興奮さめやらぬその状況から・・・

　オヤジ世代には、懐かしいパッケージの装丁とは裏腹に、グリコがハート型なのもミスマッチな感覚である意味グーだ。グーではあるが、グリコそのものは小生の目的ではない。
　ドキドキしながら、１つ目の箱を開けた。おお、人間洗濯機だ。サンヨーだかの出品だったが、その後まったく実用化の匂いすらない。ちょっとシュールな気分になった。

　続けて、２つ目に取り掛かる。出た！「月の石」
　これを見るために、延々と長蛇の列に並んだが、アメリカ館の他の展示はまったく記憶にない。しかも、アメリカ館の外で、「月の石」を模したお菓子が売られていたはず。
　今思うと、「あれは本当に月の石だったのか・・・千里で拾った石を置いていてもバレなかったはず」とか思ってしまう。

　気持ちを整え、３つ目に手をかけた。これだ、これだよの「ガス館ホステス」（嬉）
　今から見ると、なんともなんともなコスチュームで、近所の化粧品屋さんでも見かけそうな感じではある。ワンピの微妙なミニ感が、フィギアにもよく出ている。なんとなく、「マッハＧＯ！ＧＯ！ＧＯ！」の世界とかぶる。（←かなりマニアな表現）

　４つ目は、まだ開けていない（笑）そろそろ、前のどれかとかぶりそうな気がするからだ。開けたとたんに、
「ああ、また人間洗濯機だよ～っ」なんて落胆したくないからだ。
　待てよ、開けないでおくと中身が変わるわけではない。こんなところで、悩んでいる意味があるのだろうか。まあ、これも人生である（←何勝手に悟ってるんだよ）

　さらに解説書には、ある有名人の万博へのコメントが掲載されていた。いろんな人が書いているらしい。その人は、万博会場までチャリで行けるところにいたため、よく行ったようだ。

　ところが、柵を乗り越えタダで入ったり、あるパビリオン（←この言葉も万博からか）のホステスに恋し、通い詰めて、キスしてもらった（当時小学生）ことなどが書かれていた。

　うーん、それにくらべて、当時の小生は純粋だったんだなあ・・・