このブログでは、車ネタを取り上げることが少なくない。読者の皆さんには、輸入車メーカーびいきのキザな野郎という印象をお持ちかもしれない。
だが、正しく言うと主にT社が嫌いなだけで、スバルやホンダ、それにマツダなんかは好きだし、T社でもカムリなんかは嫌いではない。
車に期待する価値観は人それぞれだし、それを否定するものではないが、小生の価値観に合う思想を提示してくれるという視点で見ると、結果として輸入車が多いということだ。
そんな小生の価値観だが、TPOに合わせて車を使い分けられるほどの財力のない小生にとっては、いろんなシーンに使えることが大切になる。
欧米ほどのバカンスは現実的ではないが、家族で荷物を積んで旅行に行くことを考えると荷物が積めないのは困る。また、立体駐車場への対応もある。
もちろん、(おそらくは絶対にないが)エルメスと高級ホテルやレストランに車で乗り付ける、なんてときにも問題ない車で、秘湯に行きやすい・・・と(←十分欲張り)
と、長々と前置きを書いたのは、この記事が目に留まったからだ。MercedesのE400という大きなエンジンを積んだ4Maticだ。
つまり、高級サルーンであり、4駆ということだ。記事にあるように、全天候型ラグジュアリー・セダンで、あらゆる状況下でもっとも速く快適に移動できる贅沢なEクラスといえそうだ。
表題にもあるように、フワフワの乗り心地というのが想像できる。
ただ、あくまでEクラスだからショーファードリブンではなく、自分で運転する車なわけで、ドライブモードを切り替えると変身する。
スポーツ+に切り替えると、乗り心地が硬くなるだけでなく、V6ツインターボがAMGモデルのように野獣のごとく吼え始めるという。
「贅沢なソファーのごとき肉厚のクルマかと思えばさにあらず。1台でスポーツカー的な走りまで披露する。その万能ぶりこそE400の真骨頂」とあるが、まさにそんな気がする。
しかも4駆だから、秘湯などへ行っても余裕だ。狭い道は気をつかうかもしれないが・・・
気分はSクラスに近いというが、それでもなお取り回しはよく、びっくりするほど小回りが利く。最小回転半径はBMWの3シリーズと同じだ。
考えてみると、ショーファードリブンとしても使えるほどの高級サルーンにして、下手なスポーツカー真っ青の動力性能と足回りを持つ。
荷物だって、下手なワゴンより積めるし、後席のトランクスルー機構もついている。4駆のメリットであらゆるシチュエーションに対応できる。
これ一台で、何台分の価値を持つのか・・・そう考えると、988万円という価格は安い・・・あっ、いや小生には安くはないっす(苦笑)
しかし、そう見ると同じEクラスにもE200アヴァンギャルド4MATICがあって、そちらは698万円だ。
さらにCクラスにはC200 4MATICのアヴァンギャルドがあり、551万円とお求めしやすい・・・と記事にはある(苦笑)
ただ、買えるかどうかは別にして、明確に生活への提案を感じるという意味で、やはりMercedesってすごいなあと・・・
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