なでしこ五輪最終予選初戦、快勝？

いやあ、結果論から言えば３－０と快勝と言うべきなんだろうが、どうも素直にそう言えないと感じたのは小生だけはないだろう。


　いわゆるW杯のレギュラーから７名を入れ替えてスタートした前半。失礼ながら格下のタイに対して、ポゼッションは取れるものの、パスの正確性や連動性に欠き、なんともジリジリする前半。おい！何やってんだよ・・・と前半終了。
　タイが完璧に守備的にきているとはいえ、なんとかしてほしいぞ。

　逆に前半目立ったというと、W杯で、そのルックスとお嬢様走りで人気者になった鮫島(左写真)あたり。やはりレギュラー組の力は違うのかしらん・・・
　なんといっているうちに後半開始から、宮間が入ってきた。小生イチオシの宮間をこの段階で入れるのは、正直想定外だったのではないか。


　だが、さすがに宮間。彼女が入っただけで、展開が全然変わる。ピンポイントで入るダイレクトパスや、コーナーキックの精度などすばらしい。
　そうして、宮間の大きな展開からゴール前のパス交換を経て、一点目を流し込んだのが川澄(右写真)。これで試合も動き出した。

　後半さらに、大野・安藤と投入し、終わってみれば３－０だから、まあ結果よければ・・・というべきだろうか。
　実のところ、キーパーの好セーブで二点くらいは損した感じではあるが、いずれにしろ前半が悪すぎた。まだまだレギュラーと控えの差が大きいのかなあと。

　ともあれ、これからタイトな日程での連戦が続く。しかも裏番組では、北朝鮮がオーストラリアに勝つという結果になっていた。
　いやいや、これから何が起こるかわからないが、次戦の韓国戦には、澤が出てくるのかしらん・・・とにかく頑張れなでしこジャパン！