W杯、ドイツ撃破で思ったこと、感じたこと

カタールのW杯、日本は見事にドイツをくだし、第一戦の勝利を飾った。翌日はもうお祭り騒ぎとなっているが、あれやこれや・・・思ったことなどを書きたい。

 

　日本がドイツに勝ったことはまさにジャイアントキリングであり、よくやってくれた・・・そのことに文句はまったくない。

　気の早い連中は、これで決勝トーナメント確実みたいなことを言っているが、そこで思い出したのが、アトランタ五輪のときのこと。

 

　そう、マイアミの奇跡と呼ばれた、日本がブラジルに勝ったときのことだ。あの時は大騒ぎだったが、日本は続くナイジェリアに負け、三戦目にはハンガリーに勝ったが予選リーグで敗退した。

　ブラジル・ナイジェリア・日本が2勝1敗で並び、得失点差で劣る日本が落ちたのだ。

 

　ネガティブなことをいうようだが、日本は次のコスタリカに勝っても、ドイツがスペインに勝てば、決勝トーナメントは決まらない。

　そして、日本がスペインに負け、ドイツがコスタリカに勝つと・・・まさに、アトランタ五輪の時と同じになる・・・

　そういう意味では、(失礼ながら)コスタリカには大きく得点して勝つことが必要になる。スぺインがドイツに勝ってくれれば一番いいのだが・・・

 

　というところで、テレビを見て感じたこと。日本のサポーターたちもノーマスクで声を上げている。パブリックビューイングもとんでもなく密で、ノーマスクだ。

 

　一方で、わが国では政府が外を歩くときなどは、ノーマスクでよいと言っている、実際小生はそうしているが、通りがかりでほとんどの人からイヤな視線で見られる。

　また少し前には首相が、ノーマスクは「時期尚早」だと言っていた。多くの人は、それを何も感じずに受け入れている様子。

 

　ちょっと待ってくれ・・・「時期尚早」ということは、「まだ早い」つまり、日本は他国に比べて感染状況が悪いということだ。

　国民のほとんどがマスクを付け、ワクチンもまじめに打っているこの国の感染状況は他国より遅れている・・・国民はそのことに何故疑問を持たないのだろうか。

 

　アメリカの国民へのインタビューで、日本の対応を聞くと「まったく理解できない」といい、さらには「インフルエンザの方が結果的にたくさん死ぬので、そっちの方が気になる」と。

　この国ではインフルエンザで亡くなるのは報道されないが、コロナで亡くなると大騒ぎになる・・・

 

　いろいろなことを考えてしまったオヤジである。