貝掛温泉は温泉が最高に素敵なのだが、小生のお気に入りポイントは料理が最高に美味しいのと、スタッフのもてなしがいいところも挙げられる。
前の記事でチェックインもそこそこにお風呂に・・・と書いたが、それはウソで、このお宿に来た時にはルーティンがある。
まず錦鯉に餌をあげるのがお約束なのだ。こちらの錦鯉はお宿周辺に3か所くらいに分かれて暮らしている。そのメインのところは温泉の池に入浴している(苦笑)
さて食事について紹介しよう。毎回書いているが、こちらのお宿は特別な魚沼産コシヒカリを食べさせてくれる。
小生のお伺いしているお宿の中でも、ご飯そのものが圧倒的に美味しいお宿である。お宿自体が特別に契約している農家さんのお米だという。
毎回、このお米をお土産に購入して帰るのもお約束である。当然今回も・・・だ。小生基本的にご飯は最小限にとどめているが、ここだけは別。
トップ写真の朝食などではノドグロの干物や栃尾の厚揚げも付くため、お代わりは必須となってしまう(苦笑)
また料理もご飯を美味しくいただくためのおかずの佇まいで、マスのお刺身や山菜の天ぷらなど、旬を感じさせてくれる。
夕食は名物の貝掛粥からスタートするのだが、今回は別注でイワナの刺身をお願いした。これがもう・・・なんとも・・・なお味。
イワナといえば、囲炉裏で焼いたふっくらしたイワナは頭からガブリといただけるもの。これもまた抜群に美味しかった。
料理のボリューム・内容ともに大満足だが、当然ここではお米のジュース(笑)も最高に美味しくて・・・鶴齢の大吟醸を何杯もお代わりしてしまった。
仕上げのアイスはコシヒカリ入り、柿の種でウサギよろしく仕上げたものだが、小生思わず、「鬼太郎の下駄」と・・・(汗)
さてさて、これまた毎回のことになるがスタッフのもてなしについてだ・・・おなじみになったおかげでチェックインも簡略にしてくれるが、中居さんたちがいつものお顔でいることが嬉しい。
そう、こちらのスタッフさんたちの定着率が抜群によく、向こうも顔を覚えてくれていることが嬉しい。
そして食事の時のさりげないスマートな対応などもまことにきめ細かいが、それでいてどこか懐かしいというか、いい意味で田舎の良さを残している感じなのだ。
そこがトータルで居心地の良さを作り出しているのかなあと。だから、こちらから帰るときには、「やっぱりいいお宿だね」と感じることになるわけだ。
最後に今回はすごいものを見た。夕食前にお宿の廊下から錦鯉を見ていたら・・・窓から大きな握り飯が投げ込まれていた。それも3個・・・
なんだ・・・と思ったら、鯉の餌だという。これが見事に同じところに正確に投げ込まれていた。
お宿のスタッフに聞いたところ、毎回のこととか・・・むむ、一年中温泉に入り、かつコシヒカリを食べている鯉・・・なんて贅沢な(苦笑)
話を戻すと、これだけの充実した内容で、一泊1万円台というのはかなり格安に感じられる小生である。
あらためて、貝掛温泉は洗練されているのにどこか懐かしいお宿・・・そう言えそうだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます