「うすい」の謎

ある日のこと、仕事でとある事業所に行ったときのことだ。トイレの洗面のところの石鹸水の容器に何か書いてあるのが見えた。まずは写真をご覧いただこう。

　えっ、「うすい」・・・まさか雨水っていうんじゃないだろうな。いやいや、これは普通「薄い」だろう、まあ担当者が「臼井」っていう説もあるが・・・
　なんて笑っていた。そもそも、これは・・・何の目的で・・・？だが、その謎はたちまち解けた。隣の洗面には、こうあったのだ。


　「こい」・・・おお、そうかやはり「薄い」だったか、でこちらが「濃い」ってか・・・なるほど、石鹸水の濃さを区別しているのか(←当たり前である)
　だが、よく見ると「こい」の下には何か書いてある。なになに・・・「手が荒れても責任は負いかねます」とあるぞ。

　うわーっ、ＰＬ法の影響かもしれないが、こんなところにまで表記が必要とは・・・なんだかマジメに切ない気分になってきた。
　微妙な気分のまま、石鹸水を手に取り顔を洗った（汗）・・・待てよ、もしこれで顔が荒れたら「手」ではないので責任を取ってくれるのだろうか（苦笑）

　などとバカなことを考えていたが、そもそもなぜ二種類の石鹸水の用意が必要なのだろうか。そんなのあまり聞いたことないぞ。
　考えられるのは、ここの事業所の人が手が汚れやすい業務をしていることだ・・・だが、ここのフロアは小生の会社しか入っておらず、基本的には事務仕事だ。

　だとすると・・・理由は別にして、ここの人たちには濃い石鹸が必要な何かがある・・・うわーっ、想像するだけでクラクラしてくるぞ（汗）
　いずれにしろ、コーヒーよろしく、石鹸水にもアメリカンやエスプレッソがあるとは知らなかった。やはり、濃い方が必要な状況って、○○○が○○○しまった人用・・・なのかなあ（苦笑）