アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

箱根湯菜の宿花すすき

2012-08-06 05:34:29 | つれづれ
最近は、百貨店がいい宿の紹介なんかも始めていて、いかにもこれは・・・なんて魅力的な宿の紹介をしていたりする。そんな流れで、時々義母と行く温泉の候補地として、箱根の宿に先日下見がてら出掛けてきた。



 それが本日紹介する「箱根湯菜の宿 花すすき」である。場所は仙石原の姥子にある。強羅のように温泉宿がたくさんあるところでなく、別荘や企業の保養所が並ぶ地域だ。
 この宿も、開業は2011年というが、元々はどこかの保養所だった様子。すぐ近くには、日本を代表する企業の保養所がいくつかあった。



 ナビにしたがって行くと、道がこれでいいのかちょい不安になるぐらいのロケーション。こじんまりとしていて、プチホテルって感じだ。
 ここの宿は、浴衣か作務衣か自分でチョイス、また枕もお好みのものに変更できるシステムで、女性だとカラー浴衣なんかも選べたりする

 また、アロマオイルを部屋で漂わせることもできるが、布団敷きなどのサービスはなし。もっとも、小生の泊まった部屋はベッドだったので問題ないが。
 快適さを失わない程度に、不干渉って感じ。その辺は、最近の流れなのかも。従業員の数もかなり少ない様子だ。

 さて肝心の温泉だが、姥子温泉の源泉掛け流しをうたっている。箱根にはたくさんの温泉があるが、ここ姥子はかなり硫黄が強いところで、湯船の底には湯の花がたまる。
 こういう系統は小生の好みであり、秋田の乳頭温泉とか福島の高湯あたりと近い。男女の入れ替えもないし、開放感のある・・・なんてお風呂ではないが、なかなかいい。



 というのは、(掛け流しなので日によって変わるらしいが)露天風呂の温度がちょうどよく、なんとも落ち着けるのだ。部屋数9の小さな宿のため、お風呂も貸し切り状態。こんな感じでお風呂の写真も撮ることができた。
 また、豪華な印象はないものの、手すりや段差などバリアフリーの点も優れていた。

 例によって、温泉には早めについてドーンと温泉に浸かり、午後の昼寝を楽しんだ後、夕食、そしてそこからまたお風呂、またまた早めに熟睡して、翌朝の朝風呂に。
 まさに純粋に温泉を楽しむ宿としては文句なしであった。文句なしだったのは、実は温泉だけではなかった・・・ということで、食事については稿を改める。

 実は、食事にこそこの宿の真骨頂があったとも言えるのだ・・・
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