南伊東の桂林でランチ

小生の母が亡くなる前に、認知症の症状が出ていた。ところが田舎の家にひとり暮らしということで、心配になり、周囲の監視の目をということで、SNSで実家周辺の幼馴染などとつながった。

　さらに、その延長で元々はおなじみでなかった方々といろいろつながりを持つことができた。その中のおひとりが南伊東で中華料理店をやられていた。

　以前より一度お伺いしたいと思っていたが、先日ようやくお邪魔させていただいた。場所は南伊東の競輪場にも近いところ。

　その名は「桂林」という。まさか「ケイリン」というシャレではないだろうが・・・土地勘はあったので、場所はすぐわかった。

　こじんまりしているがなかなかいい感じで、われわれの世代にとっては、初めてであってもどこか落ち着くような佇まいだ。

　事前の情報では味噌ラーメンなどもおすすめっぽい感じがあったが、先客の方々は「ランチ」を多く注文されている。

　見ると、焼肉定食のような感じだが、なかなかボリューミーだ。ここはそれにならってとも思ったが、初めてだし、複数メニューに行ってみたくなり・・・

　お願いしたのが、半ラーメン＋半チャーハンだ。ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれ。見た目はある種ノスタルジックなラーメンだ。

　海苔とナルトがなんとも嬉しい。そしてスープだが、見た目黒めに見えるので、味が濃い? と思ったら、意外にもそんなことはなく、それでいて物足りなくない。

　そしてチャーハンだが、アップでご覧いただこう。この茶色くなっているのがなんとも食欲をそそられる。

　そしてお味の方は・・・むむ、見た目よりはあっさりしている。個人的にはもう少しジャンクな方が好きだが、といって物足りなくはない。瞬く間に完食とあいなった。

　いやいや派手さはないが、これはなかなか侮れないぞ。回りを見てみると地元の方によくなじんでいる感じで、常連さんが多い様子。

　むむむ、これはいいお店を知ったぞ。個人的には伊豆に帰省することは少なくなく、このあたりでお昼を・・・というシーンはある。

　そうしたときにこちらに寄らせていただくことにしようと。もちろん、多くても年に数回だが、タイミング合えば・・・だ。

　読者の皆さんにももし機会があれば、一度お立ち寄りいただくことをお勧めしたい。今では国道135号もバイパスでこの周辺を走らなかったりしているので、脇道のようになっているが、南伊東の駅近くなので、比較的わかりやすいはず。

アモーレ・カンターレ・マンジャーレ