アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

静岡県のこと

2015-02-18 06:00:21 | 薀蓄
小生、読者の皆さんにはご存じのとおり伊豆が田舎であるが、伊豆のある静岡県という県名についてはその由来は・・・と問われると、ほとんどの人が県庁所在地が静岡市だから・・・ぐらいの回答になるのではないかと。

 では静岡市は昔から静岡だったのかと言われると、そうではなく江戸時代までは駿府とか府中と呼ばれていた。
 府中というのはいわば「県庁所在地」という普通名詞だから、東京の府中市は別として、地方を象徴するように、頭に国名を付けるのがならわしで、甲府や防府という地名はそのまま残っている。

 ところが、甲斐の国がそのまま山梨県になったケースと異なり、静岡県は旧国名でいうと、伊豆・駿河・遠江の三国の集合体だから、駿府を地名として採用はしにくい。
 そこで、県庁所在地と県名を改めることにしたというわけだ。で・・・その由来については、こちらの記事のとおりである。

 一口で言うと、静岡市の中心部にある賤機山にちなみ賤ヶ丘といったんは決まったが、時世を思い土地柄を考えて静ヶ丘即ち「静岡」としたというもの。
 記事にもあるように賤の字が「賤しい(いやしい)」とも読める、県名にはふさわしくない漢字だからという要素もあったかも・・・

 この字で思い浮かぶのは、秀吉と柴田勝家が戦った「賤ヶ岳の戦い」だが、当然この戦いは滋賀県北部であり、静岡県とは関係がない。
 ちなみに静岡という字からは穏やかな環境のイメージが想起されるが、全国的にみても恵まれた自然環境であるということは言えそうだ。

 ただ、県民性は旧国の三つがそれぞれ異なり、ひとつの県としてくくるのは簡単ではない。たとえば伊豆の東海岸は、地理的にも歴史的にも神奈川との関係が深く、物理的な距離でも横浜市の方が静岡市よりも近いのだ。
 デジタル化される前のテレビは、静岡の放送は写らず、東京のそれしか見られなかった。

 しかし、こういう目線で県名や県庁所在地の由来をひもとくのもなかなか興味深いものがありそうだ。
 機会があれば、順次取り上げていくのもいいかも。
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