全仏オープンで、不可解な失格処分を受けた加藤未唯選手は混合ダブルスでは見事に優勝、その場で、異例のスピーチをした。
その加藤選手は、くだんのボールガールと会い、そのことをインスタにあげていることも判明した。
一連の行動や実績は、加藤選手に対する好感度を世界的に上げてくれたのではと推察する。
さて、その一方で(あくまで一面的だが)、全仏オープンのオペレーションでは気持ち悪いと感じるものが出てきている。
まずは男子のズベレフ選手の糖尿病注射の件だ。詳しくはこちらの記事をご覧いただきたいが、ひとくちでいえば、試合中の注射を禁じられたというもの。
要は注射をする行為がドーピングに疑われるから・・・ということらしいが、今回の件で加藤選手を失格に追いやったスーパーバイザーがしゃしゃり出てきて、「コート上での注射は変に見える」と。命よりも変に見えることの方が大切のようだ。
彼はこれまでのさまざまな大会でも、試合中に注射をしていて、咎められたことはないようだ。
さらに、こちらを・・・女子シングルスのE・スイトリナ(ウクライナ)選手はベスト8で敗退したが、対戦したサバレンカがベラルーシの選手ということで、握手を拒否した。
彼女は事前に、ロシア・ベラルーシの選手とは握手しないと言っていたらしい。それはともかくとして・・・
記者からサバレンカが精神面を理由に3回戦と4回戦で全記者が出席できる会見を欠席したことについて問われると、2021年の全仏オープンで大坂なおみが記者会見を精神面を理由に欠席したことを引き合いに出したという。
いわく、大坂なおみは罰金だったのに、こちらはお咎めなしは不公平と。
そうそう、そんなことがあったなあと・・・思い出したが、選手がヨーロッパだとお咎めなしなの? って。
そうなると、ますます加藤選手の失格の妥当性が問われそうだ。こうなったら、いっそのこと、運営規定に記したらどうかって・・・
有色人種の選手が起こしたトラブルについては、故意か否かによらず厳罰に処すが、白人については寛大な運用とする。とか・・・
スーパーバイザーが気に入らない選手に対しては、あらゆる点でイチャモンをつけてよい。とか・・・
なんかとにかく気持ち悪い。
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