ご存じ日本秘湯を守る会のお宿巡り。今回訪れたのは、新規開拓となる「雲見園」だ。伊豆の西海岸にある富士山を望む名勝、雲見港の入り口にひっそりとたたずむ部屋数わずか5室のお宿だ。
規模的には民宿というレベルになるが、ご主人と女将さん中心にご家族で切り盛りしている様子。いつものようにチェックイン開始タイムに入ると、いかにも人懐こい女将さんがご案内をしてくれる。
まずは温泉からだ。お風呂は小さなお宿らしく小さなものだが、男女別の内風呂と混浴露天風呂、それに予約制の貸切露天風呂(トップ写真)がある。
まずは混浴露天風呂からだ。もちろん女性専用時間の設定もされているし、この時間でないと写真は撮れないので・・・(苦笑)
規模的には4人も入ると一杯という感じで、カップルで入るのが妥当という気もする。こちらの温泉はすべて源泉かけ流しで、塩分を含むもの。
ただ、カルシウムを多く含むということで、肌には優しく、それでいて保温効果は抜群という。湯量が限られているのと加温もしていないため、冬場はお風呂の場所により、温度に差が出ているのが気になったが・・・
こちらでゆっくり浸かりながら、内風呂に展開。こちらはさすがに暖かい。
さて、貸切露天風呂だが、順番に予約を入れていき、入浴が終わったら、翌朝の予約に移れるというスタイル。
富士山こそ見えないが、海を眺められるもの。サイズは二人が入れるものだが、野趣あふれるもので素敵だ。
ということで、一通り入ってから雲見の海岸に遊びに出掛けたのだが、そこについては稿を改める。
そして宿に戻ってから夕食前にもう一度入り、食後にもう一度・・・そして翌朝もたっぷり入浴・・・
またこちらのお宿は「かわいいお宿」とキャッチフレーズがついているが、館内の随所に可愛らしい装飾がある。一方でほっこりする詩もあったりする・・・
さらにリニューアルしたばかりということで、設備も快適だし、写真のように部屋の窓際にバスタオル掛けがあるのが地味に嬉しかった。
すべてに手作り感があり、人によってはおせっかいとかウザイと感じるくらいにインフォメーションがたっぷりなお宿は、いかにも秘湯らしい秘湯と感じた。
そして、漁師でもあるご主人が作る食事もまた、このお宿の大きな魅力であった。というところで、待て次号(苦笑)
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