Cクラス2017年にフェイスリフト?

MercedesのCクラスの現行型が本国でリリースされたのが2014年、それから3年となる2017年にどうやらフェイスリフトが行われるようだ。


　CクラスはMercedesの中核モデルで、日本でも人気のあるモデルである。欧州車のことで、フルモデルチェンジのサイクルは長いんだが、3年でのフェイスリフトというのは、欧州車としては早いかなと。
　スクープ記事はこちらのとおりである。

　内容というより、スクープ写真を撮ったことの方に、意味があるという感じだが・・・ボディそのものは変更はない・・・って、当たり前か。
　ただ、現在Wレンズのヘッドライトが、Eクラス同様のシングルレンズになるようだ。顔つきがおとなしめになる感じかなと。

　むしろ、フロント&リアバンパーデザインを一新したことの方が印象に残るかも・・・といいつつ、これまたおとなしめに見える。
　もちろんAMGラインのモデルもあるはずだが・・・それよりも話題を集めそうなのがエンジンの方かも知れない。


　というのは、現行モデルの直列4気筒エンジンのほか、新開発直列6気筒ターボエンジンがラインナップされる可能性が高いという話なのだ。
　ストレート6というのは、かつてはBMWやMercedesによく採用されていたが、エンジン本体が長くなるため、近年は減少していたのだが・・・

　あえてストレート6を採用するからには、それなりの思惑があるに違いないし、排気量や燃費なんかも気になるところ。
　一方で、この記事にはないが、EVとかへの対応も気になるところだ。すでにBMWがEVの拡充への舵を切りつつあるが、Mercedesがどういう回答を持っているかも気になる。

　そうそう、「COMAND」システムのアップデートも図られる様子とある。実は新型Eクラスはもちろんだが、Aクラスファミリーも「COMAND」システムのアップデート済で、
Cクラスがアップデートしていないのはちょっと・・・だった。
　逆にいうと、2016年モデルのCクラスだけ割を食うというのも悲しい話で、オーナーからすればなんとかしてくれよ・・・って言いたくなるかも。

　2017年はBMWが5シリーズを改訂する。Mercedesの動向についても興味深くなりそうだ。