アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

西遊記の教え

2015-06-26 06:00:38 | つれづれ
小生テレ朝系のお坊さんバラエティ「ぶっちゃけ寺」が好きだったりする。ヨガと仏教とのつながりもあるが、我々が普段仏教由来の言葉を使っていることを知ったりするのが、個人的には楽しいのだ。


 先日のぶっちゃけ寺では、西遊記について語られていた。三蔵法師のモデル玄奘は実在していたのだが、西遊記のお伴の悟空、八戒、沙悟浄も仏教の教えだという。
 それが、仏教でいう三毒というもので、数ある煩悩の中で「貪りの心」「怒りの心」「愚痴の心」の三つを、人間をいちばん苦しめる毒薬という意味で「三毒」とよんでいるとか。

 これを「貪瞋痴の三毒」というので、お伴はその象徴だという。短気な悟空は「瞋」、八戒は「貪」、沙悟浄は「痴」という。
 考えてみると、最近の小生は悟空状態、「怒りの心」で、自分の嫌いなものに対して反発したり腹を立てたりしている。

 怒りの病に対しては「忍」が治療法だという。忍とはひたすら耐え忍ぶといった消極的なことではなく、自分の気に入らないことがあっても腹を立てずに冷静に対処できる積極的な心のことだという。
 心に刃を乗せるのが忍・・・やはり爆発しそうである。


 とはいえ、周りを見ているとこの三毒のいずれかに心が支配されている人の多いこと。こうした人に対しても、小生が忍を貫けるかどうかは悩ましい。
 ちなみに、「貪りの心」とは、自分の好きなものに執着し、 欲のために心が病気になることで、「知者も善者も浮き世を見るに色と金には皆迷う」というもの。

 「愚痴の心」は、「道理をわきまえない愚かな心」と説明されていて、全てのことを自分の思い通りにしたい、好きな人とだけお付き合いして嫌いな人は顔も見たくない、というわがままな心のことだという。
 うーむ、小生もやはり・・・否定はしにくいなあ・・・

 写真は懐かしい夏目雅子の三蔵法師など・・・伝説のような存在になっているが、やはりいい存在であった。
 そういえば、ぶっちゃけ寺では時々、尼僧の小宮昌世さんという人が出てくる。彼女の剃髪時の写真が夏目雅子っぽかった・・・

 って、小生やはり「貪」にも支配されているのかも・・・あ、ぶっちゃけ寺見てる目的が小宮さん目当てとか勘違いされてしまうかも(汗)




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