伊豆の天城湯ヶ島にある嵯峨沢館は、日本秘湯を守る会の会員宿ではないが、「源泉湯宿を守る会」にもかつては入っていて、その名の通り源泉かけ流しのお宿である。
しかも、お宿は「岩の湯」にも匹敵するような高級ランクで、たくさんのお風呂があることがポイントでもある。
考えてみると年に一度くらいは出掛けているような感じ。今回も、チェックイン後、まずはとお風呂に出掛けた。
狩野川に沿って建っている建物を活かし、狩野川のほとりという感じの大浴場は、川に沿って細長い湯船。
こちらも、男女別に二つあり、時間で入れ替えになる。まずはこちらに入って、汗を流す。適温で透明でクセのない源泉は肌にも優しく、ずっと入っていられる。
いやいや、長湯よりもはしごだ。続けて、河原の露天風呂「川の湯」に向かう。トップ写真のこれだが、こちらも外の風を感じて気持ちいいぞ。
ここで一休みして、夕食後再び「川の湯」でのんびりと・・・となれば、いつものように9時には睡魔に襲われて・・・(苦笑)
さて、翌朝も忙しいぞ。予約していた貸切露天風呂の「花酔の湯」に向かう。サイズは大きくないが、ゆったりした気分で入れるのがいい。
いやいやこれで満足していてはいけないぞ。昨夜と入れ替えになっているので、今度は「夢告の湯」と「寝覚の湯」に向かう。
こちらは中ぐらいの内湯と細長い露天風呂のセットで、昨夜は女性用だったが、こちらははしごしなくても一か所で展開できるので、それも嬉しいところ。
さあて、これで完結・・・あっ、いけない。忠臣蔵をモチーフにした「蔵の湯」が残っていたぞ・・・なぜかここ好きなんだよなあ。
ということで、駆け足で朝食前に入り、岩盤浴などの特殊系を除き、ようやくコンプリートだ。ああ、疲れた(汗)
って、そこまでしてコンプリートしなくても・・・ってか。
お風呂に入りつくすのも大変だが、それだけ入りたくなるのも事実。泉質も東伊豆のそれとはまた一味違うところが魅力だ。
例によって、食事やその他の魅力については別稿にて・・・
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