アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

これって許せる? 小生にはとても・・・

2013-05-08 05:22:26 | つれづれ
アベノミクスについて、このブログで評価するのは妥当ではないが、それ以前の話として、今日紹介するこの話はなんとも怒ってしまう話である。

所詮は「人のカネ」の筋違い、震災復興「検討」だけで86億円を出す環境省(産経新聞) - goo ニュース

 まずは、上記のニュースをご覧いただきたい。一口でいうと、復興予算でそれとは関係のないごみ処理場建設費用が賄われるという話だ。
 この春から、復興支援がらみで特別税が徴収されている。だから、この手の話はもっともっと国民は声を上げるべきだろう。自民党がとか、民主党がとかの問題ではない。この国の中で官僚が支配しているゆがんだ構造である。

 もちろん、堺市に罪がないとは言わないが、正当な予算で申請しているところを、復興予算でなら出すと言ってくる環境庁の方が罪深いだろう。
 しかも、この記事によれば堺市では、「本当にそれでいいんですか」と何度も確認しているというから、環境庁がそもそも復興予算の流用について、何の問題と思っていないことになる

 我々の感覚でいえば、「本当にそれでいいわけがない」わけで、復興の特別税をこうした関係ない費目に使われることに納得する人がどれだけいるのだろうか。
 トップ写真のように、がれき受け入れの「検討」だけで予算がついている自治体はたくさんある。ご存じのとおり「検討」という言葉は役所にとっては「何もしなくてよい」というに等しい。実のところ、こうした自治体で、住民に対して「がれき受け入れを住民に打診した」自治体がどのくらいあるのだろうか

 こうした予算とは関係なく、首長の号令の下、がれきの受け入れを表明している自治体も少なからずあり、その多くで(個人的にはエゴでしかない)受け入れ反対運動が起きている。
 どうにも、この国自体がおかしいとしかいいようがない。

環境省、「検討」では支出せず 震災がれき受け入れ交付金(産経新聞) - goo ニュース

 このことがきっかけかどうかわからないが、さすがに、今後は「検討」だけではお金はつかなくなるようだが、何をいまさらである。
 現在与党で、最近TVにもよく出ている某女性議員は、国会議員になる前は「As a Tax payer」という題名で週刊誌に連載記事を載せていた。

 いかに、日本の議員報酬の使途がでたらめか、予算の使われ方がでたらめかを連載していたものだが、今ではそんなことあったのかしらんという佇まいだ。
 この国は誰のものなのだろうか。
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