アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

遅咲き八ゑ馬の会

2014-05-12 06:00:43 | 落語
以前の記事で紹介したことがあるが、ひょんなことから鈴々舎八ゑ馬と知り合いになり、前の職場で落語会を開催したことがある。

 そのつながりもあり、時々勉強会のお誘いをいただいていたが、なかなか行くタイミングが合わず、申し訳ないと思いつつ行けずにいた。
 そんな中、先日連絡を受けた「遅咲き八ゑ馬の会」には、ちょうど時間があったのでおじゃまさせていただいた。


 場所は高田馬場の居酒屋。行くとなかなかの盛況で、予約していなかったが、ギリギリで入れたくらい。30人くらいだろうか。
 最後尾でとりあえず座れた。そのイメージを撮ろうと思ったら、前の列の方が偶然横を向いて写りこんでしまったので、あわててモザイクを・・・(苦笑)

 さて、開口一番は円丈の弟子のわん丈。以前深川で桃太郎を聞いた記憶があり、なかなか達者だったが・・・
 この日は、新作で「プロポーズ」だったが、今後聞いていきたい前座になりそうだ。

 そして八ゑ馬が登場、一席目は前回(2月)に間に合わなかったという「池田の猪買い」だった。本来冬の噺ということで、前触れしつつもやはりやりにくそうだった。
 とはいえ、個人的には上方にしかない、この噺を久しぶりに生で聞き、ちょっと嬉しかったし、まずまずの仕上がりだったかと。

 そして続いてゲストの瓶二が登場。この日は上方大会で、わん丈も江戸落語をやっているが、出身は滋賀県という。
 瓶二が始めたのは「厩火事」。江戸のそれと同じ展開だが、個人的にはちょっと味付けが口に合わなかったかな・・・って。まあ、これはあくまで好みの問題で瓶二さんを評価すべき話ではないんだが・・・

 中入りをはさみ、ふたたび八ゑ馬の登場。何をやるんだろう・・・と聞いていたら始めたのが「花筏」。これまた江戸のそれと同じ展開だ。
 八ゑ馬自身の稽古も感じられる仕上がりだったが、もうちょい滑らかな演出でもいいかな・・・と、これも好みの問題だが。

 本人は、池田の猪買いの出来を反省していたが、決して悪いとは思わなかったし、彼自身の稽古の積み重ねを感じられる機会だった。
 残念だったのは、打ち上げに参加できなかったこと。この会では、この後の打ち上げもなかなか良さそうだ。次回はぜひ・・・と。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マクドナルドのとんかつバー... | トップ | 貝掛温泉、雪と桜と錦鯉と »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

落語」カテゴリの最新記事