毎週水曜日にはお気に入りの番組がいくつかあり、録画して楽しんでいる小生だが、その中のひとつ「昭和のクルマといつまでも」は、オヤジ世代には特に楽しい。
4月14日の放送では、ハインケル・トロージャンというミニカーが登場した。前2輪・後1輪の3輪車で、ドアは前にあるというもの。
ちょうど大きなヘルメットが走っているような・・・で、キャビンが泡のようだということで、「バブルカー」と呼ばれているジャンルらしい。
このジャンルにはメッサーシュミット(上写真)や名車と呼ばれたBMWイセッタなどもあり、1950年代に盛りを迎えていたという。
以前の記事でも取り上げたことがあるが、高齢者の事故などが話題になる今こそ、こうした超コンパクトカーの開発をお願いしたいものだと考えている。
狭い田舎の道などで、キビキビと走る文字通り下駄代わりで、軽自動車よりも安い税金で維持できるようにして・・・
ちなみにすでに海外ではイセッタを電気自動車で復刻している。日本の企業がどうしてこのジャンルに乗りださないのかが不思議ではある。
調べてみたら、日本では1956年発売の富士自動車のフジキャビンというのがあったらしい(右写真)が、これ以降はなさそうだ。
ライトはセンターにひとつだし、車幅も狭そうで、二人乗りだったようだが、シートは前後にずれた配置だった由。
日本においてはミゼットのように前1輪後2輪の3輪が多く、転倒事故も多かったことなどから姿を消していったが・・・
今の技術でリメイクすればけっこうニーズがあると思うんだが・・・ハッ、今気付いたが、コインパなどで後1輪だとすりぬけてしまうかも・・・
番組ではこの車を走れるようにレストアし、さらに車検を取るまでのご苦労なども紹介されていたし、実際にとても快適とはいえない車内なども言われてみれば・・・と。
それでも、いかにも小回りが効く車は魅力的ではある。以前の記事でも書いたが、こんな車でデートに行ったらきっと楽しいだろうなあ・・・と。
えっ、真夏にオヤジ二人で乗ってみてはって? うーむ、クーラーのない室内でオヤジ同士・・・うわっ、汗臭そう。
やはりここは今風に電気自動車で復刻してもらうのが一番のようだ。でも本気でバブルカーほしいなあ。
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