小生が小学生のときの修学旅行は東京方面への一泊旅行だった。最近のことは覚えていないが、昔のことはよく覚えているものだ。
初日は戸塚で降り、コカ・コーラの工場見学から首都高を使って羽田空港見学。モノレールに乗り、さらに国立競技場へ。本郷のお宿に入ってから、夜の銀座を車窓から見て東京タワーへ。
二日目は、皇居前広場から国会議事堂、そして上野動物園から行ったのが交通博物館だった。結論からいうと、最後の交通博物館がメチャクチャおもしろかった。
今はなき交通博物館、お茶の水と神田の間の旧万世橋駅跡に設置されていた。もちろんそんな敷地だから、広さは知れていたが、鉄道模型やシミュレーターなどがあった。
確か、実際の車両の一部もあったように記憶しているが・・・そんに歴史をさらに進めたのが、現在大宮にある「鉄道博物館」だ。
以前から一度行きたいと思っていたが、先日ようやく出かける機会に恵まれた。事前に調べたところ、こちらもコロナ禍で事前予約制。
さらにシミュレーターなど展示のいくつかが中止になっていて、フルスペックとはいかなかったが、それでもなお楽しめそうだ。
入場するとトップ写真のD51がお出迎え。さらに重要文化財になっている日本最初の蒸気機関車の実車などがところ狭しと展示されている。
小生はいわゆる鉄ではないが、それでもなお懐かしさがこみあげてくるブルートレインとか、上野駅に停車しているかのような特急列車などなど・・・
ブルートレインについては、学生時代に九州や四国に向かうときに乗ったりしたなあ。さらに実車展示でははやぶさや初代つばさなどもあり、マニアならずとも十分に楽しめる。
はやぶさの実車では、先頭部分の大きさに改めてびっくりしたりもした。それにしても子供が多い。その多くが電車のプリントされたシャツだったりとか・・・
さらに歴史に触れる展示では、切符売り場の変遷なども楽しめて・・・これはデートで来ても楽しそうだ。
そうそう、忘れてならないのは0系新幹線。冒頭の小学校の修学旅行でも、帰路に東京から熱海まで乗ったのがこの新幹線だ。
また食堂も何か所かあり、駅弁を車内で食べるコーナーは閉鎖されていたが、窓からリアルに新幹線を見られるところでランチをとった。
選んだのは、かつての食堂車の人気メニューだったらしい、カツの載ったパスタだが、味の方はそれなりだった・・・(汗)
時間の関係ですべてをゆっくりとはいかなかったが、それでも十分半日は過ごせた。また機会を改めて来てもいいかなと・・・
読者の皆様にもおすすめできるかな・・・と。
*「現代、鉄道こそ見直され物流の原点として復活を」
お師匠様とほぼ同世代の自分は、記憶では「旧国鉄のストや順法闘争、人員のやる気の無さと横柄慇懃無礼さ、手荷物取り扱いのあまりの粗雑乱暴さ」には驚きを超越しあきれ返りました。此処に「旧国鉄の腐敗と選民意識の驕り」が在り、実は今日の「NHKと全く同じ」なのです。此処に当時の中曽根の大英断「国鉄分割民営化」の本筋が在り、それは今日「表面的には大成功」と。つまり「国の御旗の元、選民意識と驕り高ぶり横柄慇懃無礼さの結果は自滅」としたら「NHKの終末も思った以上に近いな」と。旧国鉄は「自ら物流の大動脈をトラックに奪われ何らの努力もせずに自滅した」がしかし今日、「激増する荷物と道路事情に人員不足、これを解消するには再び鉄道輸送とトラック輸送を組み合わせるしか無い」のは世界の潮流ですね。やはり国鉄の分割民営化はこうした結果も踏まえ「ある程度以上は表面上成功=確かに日本の左右のJRは苦戦だが、残念ながら仕方ない面も多々有る」でした。一例として「JR台車に大量のトラックを載せての長距離輸送」等は最も優れた手段であり、必ずやお互いの利益となります。やはりこういうアイディアは「残念ながら民間企業以外には出ない」と。確かに現在コロナだかコロッケだかで終電時間の繰り上げ云々で何かと言われるが「民間企業としては利益を追求するのは理の当然」であり、細菌騒動終結後にはほぼ回復するとして、荷物輸送は必ず増える。やはり鉄道とは大動脈であり大切なものてすね。正直本音を言えば自分は「お国の大動脈=電気、水道、ガス、電信電話、郵便、鉄道」に関しては「お国が責任を持つ」のが筋だと。しかしながらやはり「国の小役人と民間との絶望的なコスト意識の差と商売人としてのセンスの差」はもはや絶望を通り超えている。だから例えば「郵政などは、民営化したとしてもあまりにセンスの無いアイディアと方針、だからド無理な営業やカラインチキ商法がまかり通る」 これは「商売やった事も無ぇお国の小役人様なんぞに、元々期待する方が間違っている」訳ですね。正直ですね「郵政なんぞの民営化より何より先にNHKを解体するべき」だった。そうすれば国民様の政府を視る眼も大きく激変していた事は間違い無い。旧国鉄も民営化して数十年やっと此処までまともになったのです。
だからこそ「交通博物館」とはある意味泣けてくる、、、
兵どもの夢の後、、、おそらくは血と汗と涙がしみ込んでいるでしょう、、、、自分はかなり以前「青梅鉄道公園に行った」程度しかありませんが、鉄の末端を汚す一員として(自分の専門は林鉄や鉱山鉄道や軽便、トロッコ等=世界で只1両現役現存の鉱山のDLを、唯一人整備を任されているのが自分ですから) だから鉄道は好きですよ。もっと大切にしなくてはなりませんね。
まぁ旧国鉄の印象が悪すぎたのは残念ですが。
またお師匠様が召し上がられたお食事=「カツパスタ」ってぇ、、、、、初めて見聞きしましたが、、、これは、、あまりにセンスが無く不気味だと。味は想像できましてこれは駄目だなぁ、、、何でも無理やり結婚させりゃイイってぇ物では無いですよね? うどんの上にハムカツ乗せる様なもので、お師匠様もお気の毒でお察し申し上げます(苦笑) どうか日本の鉄道が少しでも良い方向に行きます事を切望いたします。 敬具
確か、山手線はともかく、京浜東北線ですら赤字というのが信じられず、さらに記事を読んだところ、旅客は黒だが、貨物の方が大幅赤字で、トータル赤字というものだったような・・・その時の新聞記事では、トラックとの対抗上価格を上げられないとあったような・・・
これを読んで、なぜ? と疑問を持った記憶があります。
その後時代は変わり、大石様おっしゃるように鉄道とトラックの共存する姿というのはある種理想像になっているかと思います。
その一方で、新幹線の拡張に伴い、ブルートレインが消えていったのにはなんとも寂しさも禁じ得ない小生であります。企業としての利益を純粋に考えたらしかたのないことと思いつつ、小生もこうした社会インフラの基礎は公でやるべしとも・・・なかなか総論と各論があって難しいテーマではありますね。
郵政民営化については、いろいろ個人で思うこともあり、コメントバックすると、それだけで記事をはるかに超えそうですので、やめておきますが、確かにNHKこそは・・・ですね。